fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「不毛地帯」(第6話)・・・”壱岐”の隠れていた野望が?</span>

不毛地帯」(第6話)は、第3次中東戦争をめぐる商社の攻防と、近畿商事の常務・壱岐正の
これまで眠っていた元・大本営参謀としての”闘争心”が目覚めつつある展開で終了した。

中東戦争が短期で終わると分析する壱岐
一方、ライバルの東京商事の判断はまったく逆で、数年間の長期戦争に発展すると見ていた。
そのため、東京商事・取締役本部長の鮫島は、戦争で需要が急増するであろう関係品目を
”買い”に出ていた。




鮫島(遠藤憲一)(左)と沈着・冷静な壱岐唐沢寿明







しかし、結果は、第3次中東戦争は、わずか6日間で終結壱岐の作戦は的中したのだった。

ことごとく壱岐に反発して、立ちはだかっていた会社のナンバー2の里井副社長が、社長直属の
業務本部以上の権限があって、壱岐の作戦を妨げてきた。

壱岐は、社長に直訴する。
常務に昇進したがために起こった社内の感情的な反発。
これらをなくすためには、「肩書きなしにしてもらうか、それとも・・・」と壱岐

その次の言葉を社長の口から言わせる、というのも壱岐の深謀遠慮なのか。

「それとも、副社長の権限を越える立場になるということやね」と社長。

無言の壱岐だが、そのとおりだというのが表情から読み取れる・・・。

今回の6話では、船舶のビジネスでは、東京商事の鮫島が勝利を収め、中東戦争がらみでは、
圧倒的な勝利となった近畿商事。

それにしても、鮫島役の遠藤憲一は、神がかりのようなすさまじい演技で、おそろしい(爆)。
対照的に冷静で、感情を押し殺した壱岐。この二人の人物の描き方が面白さのひとつかもしれない。

大門社長役の原田芳雄も関西弁で、豪快かつしたたかさがうまい。

壱岐に思いを寄せる千里(小雪)が、7年前に見合いした相手と「結婚も考えてみようかな」
ともらすと、複雑な表情を見せる壱岐・・・。

この展開もどうなっていくのか。

次回見られなくても、パソコンで見られる。
便利な時代だ(笑)。