「不毛地帯」(第8話)は急展開。
主人公、壱岐正の妻(和久井映見)が、交通事故で亡くなってしまう。
意外とあっさりと・・・。ただ、亡くなる直前に、「今は幸せです」と語っていたので、
11年間の夫のシベリア抑留の時の苦労を考えればうそのような家族の生活だった。
意外とあっさりと・・・。ただ、亡くなる直前に、「今は幸せです」と語っていたので、
11年間の夫のシベリア抑留の時の苦労を考えればうそのような家族の生活だった。
近畿商事の大門社長(原田芳雄)は、関西弁で役柄が板についていて、堂に入っている。
それに対して、ひそかに千代田自動車の自主独立の可能性を探っていた壹岐は、富国の赤字を抱え込むことで千代田の株価が下落する可能性が高いといったデメリットを指摘し、里井と衝突。通産大臣の久松(伊東四朗)を訪ねた壹岐は、政府が外資との合弁会社のみ認める方針であることを知る・・・。
このドラマは俳優の魅力が大きいが、里井副社長役の岸部は、実際に「いるいる」と思えるような冷静な中にも感情的な部分も持ち合わせ、時に興奮して、怒鳴り散らすこともあるタイプ。
映画「不毛地帯」では描かれていない原作の後半部分に入っており、今後の展開は予断を許さない。来年3月まで、どのように視聴者を釘付けにしていくのか、興味がある。もうひとつ、視聴率が上がっていないのが気になる(笑)。
(続く)
(続く)