クリント・イーストウッドが監督した「ミスティック・リバー」(2003)は、3人の主演男優の内面の演技に圧倒された重厚な映画でした。
2004年1月28日に、品川プリンスホテル内にある「品川プリンスシネマ」という、ちょっとデラックスな劇場で見ました。クッションのある高級外車の椅子のような席で、確か2,500円でした。たまには、ゆったりといいですね(笑)。
かつての幼馴染みが、ある殺人事件をきっかけに25年ぶりに再会、事件の真相究明とともに、深い哀しみを秘めた3人それぞれの人生が少しずつ明らかになっていく・・・。
ジミー、ショーン、デイブの3人は少年時代、決して仲が良いわけではなかったがよく一緒に遊んでいた。ある日、いつものように3人が路上で遊んでいたところ、突然見ず知らずの大人たちが現われ、デイブを車で連れ去っていってしまう。
ジミーとショーンの2人は、それをなすすべなく見送ることしか出来なかった。
数日後、デイブは無事保護され、町の人々は喜びに沸くが、彼がどんな目にあったのかを敢えて口にする者はいない。それ以来3人が会うこともなくなった。
数日後、デイブは無事保護され、町の人々は喜びに沸くが、彼がどんな目にあったのかを敢えて口にする者はいない。それ以来3人が会うこともなくなった。
それから25年後。
ある日、ジミーの19歳になる娘が死体で発見される。殺人課の刑事となったショーンは
この事件を担当することになる。一方、ジミーは犯人への激しい怒りを募らせる。
やがて、捜査線上にはデイブが浮かび上がってくるのだった・・・。
ある日、ジミーの19歳になる娘が死体で発見される。殺人課の刑事となったショーンは
この事件を担当することになる。一方、ジミーは犯人への激しい怒りを募らせる。
やがて、捜査線上にはデイブが浮かび上がってくるのだった・・・。
少年時代に受けた性的暴行のトラウマ、その後の人生の心象風景などが、
あぶりだされていく様子が、かなり重く描かれていく。音楽も重厚。
あぶりだされていく様子が、かなり重く描かれていく。音楽も重厚。
主演の3人、ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ケヴィン・ベーコンをはじめキャスト全員の演技のぶつかり合いが素晴らしいです。アカデミー賞では、ショーン・ペンが主演男優賞を、ティム・ロビンスが助演男優賞をそれぞれ獲得しました。
とくにショーン・ペンの演技(アカデミー賞主演男優賞)が際立っていました。
この人は、うまいですね。かつては、マドンナのダンナ(その後離婚)といわれた時期もありましたが、演技派として「ザ・インタープリター」などでも注目されています。
ティム・ロビンス、ケヴィン・ベーコンなどの男優だけでなく、ローラ・リニー、マーシャ・ゲイ・ハーデンなどの女優陣もすばらしかったです。
この人は、うまいですね。かつては、マドンナのダンナ(その後離婚)といわれた時期もありましたが、演技派として「ザ・インタープリター」などでも注目されています。
ティム・ロビンス、ケヴィン・ベーコンなどの男優だけでなく、ローラ・リニー、マーシャ・ゲイ・ハーデンなどの女優陣もすばらしかったです。
ミスティック・リバー
Mystic River
監督: クリント・イーストウッド
製作総指揮: ブルース・バーマン
製作: クリント・イーストウッド
ジュディ・ホイト
ロバート・ロレンツ
脚本: ブライアン・ヘルゲランド
出演者:
ショーン・ペン
ティム・ロビンス
ケビン・ベーコン
マーシャ・ゲイ・ハーデン
ローラ・リニー
ローレンス・フィッシュバーン
音楽: クリント・イーストウッド(!)
Mystic River
監督: クリント・イーストウッド
製作総指揮: ブルース・バーマン
製作: クリント・イーストウッド
ジュディ・ホイト
ロバート・ロレンツ
脚本: ブライアン・ヘルゲランド
出演者:
ショーン・ペン
ティム・ロビンス
ケビン・ベーコン
マーシャ・ゲイ・ハーデン
ローラ・リニー
ローレンス・フィッシュバーン
音楽: クリント・イーストウッド(!)
☆☆☆