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<span itemprop="headline">日本人「ノーベル賞受賞者」は16人に!</span>

ノーベル賞を受賞した日本人は?」と質問されても、むかしだったら、
湯川秀樹」と「朝永振一郎」と、えーと「江崎玲於奈」で・・・と、
このあたりまでは、比較的すらすらといえましたが、これだけ増えてくると、
覚えられなくなリます(とくに覚える必要は、ないかもしれませんが=爆)。


今年のノーベル賞の日本人受賞者は4人(物理学賞3人、化学賞1人)と複数となった。
もう、わかりません。

戦後まもなく、湯川秀樹さんが受賞して、日本に明るさを戻したといわれて以来、約60年、
今回の受賞者で、合計16人となりました!

なかでも「物理学賞」は、7人と基礎技術はやはり強いですね。
逆に、「経済学賞」は、正式には、「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞
(経済学賞)で、別枠に見られることもあり、日本人の受賞はなく、欧米と比べると、見劣りが
するようです。


物理学賞:

1949年 湯川秀樹 (京都帝国大学理学部卒)理学博士(大阪大学
中間子の存在の予想

1965年 朝永振一郎京都帝国大学理学部卒)理学博士(東京帝国大学
量子電気力学分野での基礎的研究

1973年 江崎玲於奈東京帝国大学理学部卒)理学博士(東京大学
半導体におけるトンネル効果の実験的発見

2002年 小柴昌俊東京大学理学部卒、ロチェスター大学大学院修了)(Ph.D)理学博士(東京大学
天体物理学、特に宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献

2008年 南部陽一郎東京帝国大学理学部卒)理学博士(東京大学)、シカゴ大学名誉教授
自発的対称性の破れ」の発見

2008年 小林誠名古屋大学理学部卒)理学博士(名古屋大学)、高エネルギー加速器研究機構名誉教授

2008年 益川敏英名古屋大学理学部卒)理学博士(名古屋大学)、京都大学名誉教授
小林・益川理論」と「自発的対称性の破れ」の発見による素粒子物理学への貢献

化学賞:
1981年 福井謙一京都帝国大学工学部卒)工学博士(京都大学
化学反応過程の理論的研究

2000年 白川英樹東京工業大学理工学部卒)工学博士(東京工業大学
導電性高分子の発見と発展

2001年 野依良治京都大学工学部卒)工学博士(京都大学
キラル触媒による不斉反応の研究

2002年 田中耕一東北大学工学部卒)東北大学名誉博士
生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発

2008年 下村脩長崎医科大学附属薬学専門部卒)理学博士(名古屋大学)、ボストン大学名誉教授
緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見と生命科学への貢献

生理学・医学賞:
1987年 利根川進京都大学理学部卒)カリフォルニア大学サンディエゴ校博士課程修了(Ph.D.
多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明

文学賞
1968年 川端康成東京帝国大学文学部卒)
伊豆の踊り子』『雪国』など、日本人の心情の本質を描いた、非常に繊細な表現による叙述の卓越さに対して

1994年 大江健三郎東京大学文学部卒)
万延元年のフットボール』など、詩的な言語を用いて現実と神話の混交する世界を創造し、窮地にある現代人の姿を、見る者を当惑させるような絵図に描いた功績に対して

平和賞:
1974年 佐藤栄作東京帝国大学法学部卒)
非核三原則の提唱

経済学賞:
なし(2007年ノーベル賞まで)