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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

【監督】①「監督」書庫の第1回目の監督は「ノーマン・ジュイスン」。

「映画は、エンターテイメント(娯楽)だ」ということを教えられた映画は、数多い。
「ウエストサイド物語」のダンスの興奮、圧倒する音楽の迫力!
死刑台のエレベーター」「地下室のメロディー」のラストのどんでん返し!
ミッドナイト・エクスプレス」の息詰まるドキドキの緊張感!
「ひまわり」のラスト・シーンのソフィア・ローレンの号泣に ”もらい泣き”で目を赤く(笑)!
 ・・・
前回の記事で、第1回「書庫」の監督のヒントは「夜の大捜査線」でありました。
サスペンス、俳優、音楽、ストーリー、およそすべての映画的・エンタメ的要素を
詰め込んでいるように思われます。
「監督」書庫の第1回は、私の映画お気に入りベスト10に「2本」(「夜の大捜査線」「屋根の上のバイオリン弾き」)も入っている監督ということになりました。
ノーマン・ジュイスン監督
夜の大捜査線」(1967年アカデミー賞作品賞)・・・米国南部の人種偏見に満ちた土地で警察署長を務めるロッド・スタイガーアカデミー賞主演男優賞)と、北部の殺人課・敏腕刑事(シドニー・ポワチエ)の憎しみあいから友情までを描いた作品。ジャズの音楽もすばらしい。
屋根の上のバイオリン弾き」(1972年)・・・舞台でも当たり役だったハイアム・トポル(「フォロー・ミー」)の圧倒する演技で、ミュージカル映画の醍醐味があった。「サンライズ・サンセット」ほか、名曲も多い。
シンシナティ・キッド」と「華麗なる賭け」は、スティーブ・マックィーンのクールなかっこ良さをあますところなく引き出していた。
華麗なる賭け」のマックィーンのビシッと決まったスーツ、葉巻スタイル、完全犯罪の高笑い・・・。音楽「風のささやき」もすばらしい。
ジーザス・クライスト=スーパースター」(1973)を見たときは、ついに「ウエストサイド物語」のダンスの迫力を上回る作品が出たかと思いました。あの、ロックのリズムとスピーディーなリズムと踊り。音楽。

 

実は、Choroさんの「シネマノート」に刺激されました。
(こちら:「ジーザス・クライスト=スーパースターhttp://blogs.yahoo.co.jp/country_rabbit_mk/53380914.html#53394785 )
NORMAN JEWISON(ノーマン・ジュイソン
1926/7/21~

 

監督作品
1963年「40ポンドのトラブル」
     「スリルのすべて」
1964年「花は贈らないで」
1965年「恋するパリジェンヌ」
     「シンシナティ・キッド」☆☆☆☆
1966年「アメリカ上陸作戦」
1967年「夜の大捜査線」☆☆☆☆
1968年「華麗なる賭け」☆☆☆☆
1971年「屋根の上のバイオリン弾き」☆☆☆☆
1973年「ジーザス・クライスト・スーパースター」☆☆☆☆
1975年「ローラーボール★★
1978年「FIST・フィスト」★
1979年「ジャスティス」★★
1982年「結婚しない族」
1984年「ソルジャー・ストーリー」
1985年「アグネス」
1987年「月の輝く夜に」★★
1989年「ブルース・ウィリス イン・カントリー」
1991年「アザー・ピープルズ・マネー」
1994年「オンリー・ユー」
1996年「僕のボーガス」
1999年「ザ・ハリケーン