fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★「2000年以降の印象に残る映画」①

 フェデリコ・フェリーニ監督の集大成「サテリコン」(1970)
のローマ時代の退廃ぶりの映像に圧倒された。
 
このブログの当初のタイトルは「映画スクラップ帖 ’70’s Cinema」だった。
 
1970年代(実際は1969年~)に見た映画の鑑賞記録を記してある”手帳”を元にブログに残しておこうと始めた。
 
■「映画スクラップ帖ブログについて」はこちらにも:
 
 
・・・
 
ということで、1970年代映画として、番号をつけて始めたのだった。
例えばブログを始めて5か月目に入った2006年4月2日には、1日で10本の映画について記事をアップした。
 
  リアルタイムで見たミュージカル映画では、1,2位は揺るがない「屋根の上のバイオリン弾き
 
4月3日には・・・。 ドミニク・サンダ、日本に初登場 →
こんな具合。4月2日だけで以下の10作品。
1970年代①「ゴッドファーザー
1970年代④「悲しみの青春
1970年代⑤「エルビス・オン・ステージ
1970年代⑦「レッド・サン
1970年代⑧「サテリコン
1970年代⑨「仁義
1970年代⑩「栄光のル・マン
1970年代⑪「ダーティ・ハリー」               
1970年代⑬「激突!」・・・など。
そのうちに欲が出て、1980年代も追加していったのである。
 
…と前置きはこれくらいにして、2000年以降で、強く印象に残る作品を思い出すままにアップしていきたい。
 
①「クイーン」(2006)・・・英国王室の内情をダイアナ元妃の死を通じて、かくありなんと再現。ヘレン・ミレンエリザベス女王役の演技のすばらしさに驚嘆。
②「あるスキャンダルの覚え書き」(2006)・・・2人の演技派のぶつかり合いと、孤独な心理。ジュディ・デンチケイト・ブランシェットの二人だけのような映画だが、過激とはいえ、理解できる部分もあった(笑)。

③「ブラック・ブック」(2006)・・・主演女優のカリス・ファン・ハウテンの美しさ、たくましさにメロメロ(爆)。物語りも、二転三転の面白さ。
                
④「ラブソングができるまで」(2006、公開2007)・・・軽いタッチのラブ・コメだが、後味がいい。
⑤「ドリーム・ガールズ」(2006)・・・久々のミュージカルを堪能。新人と思えないジェニファー・ハドソンのボリュームある歌声に圧倒された。
⑥「ロッキー・ザ・ファイナル」(2006)・・・第1作に近い感動。スタローン=ロッキー!
⑦「ディパーテッド」(2006)・・・俳優では、ディカプリオがますます、”脱・ぼっちゃん”の演技ぶり。ジャック・ニコルソンの貫禄。
⑧「パヒューム ある人殺しの記録」(2006)・・・香水にかける男と時代背景がうまく描かれていた。
⑨「主人公は僕だった」(2006)・・・作品のストーリーの意外性。エマ・トンプソンなど脇役がいい。
⑩「ステップアップ」(2006)・・・音楽、踊りによるブラックパワー。

⑪「ロスト・イン・トランスレーション
(2004)・・・”外人”から見た東京が異国に思え、自分も外国にいるような錯覚を。くたびれた中年のビル・マレーと若い人妻のスカーレット・ヨハンソンという異国の地で孤独を味わう二人が、自然に役柄を演じて味があった。

⑫「LOVERS」(2004)・・・中国のワイヤーアクションで、チャン・ツイィーの見事な踊りに酔わされた。
⑬「オペラ座の怪人」(2005)・・・映画化が長い間待たれ、ついに実現。音楽の良さがひきつける。パリ・オペラ座を再現、豪華絢爛。ミュージカル好きには、まずまずの出来か。
⑭「キル・ビル」(2004)・・・漫画チックだが、タランティーノ監督のオタク振りが全開!アクション、殺陣シーンでユマ・サーマンが大活躍。「キル・ビルVol.2」もいい。
 

⑮「プロデューサーズ」(2006)・・・ミュージカル・コメディとして、楽しませてくれた。
⑯「プラダを着た悪魔」(2006)・・・まだ見て1ヶ月以内で、強い印象を残す。ひとえに、メリル・ストリープの存在感に負うところ大。
⑰「硫黄島からの手紙」(2006)・・・戦争シーンの迫力よりもよりも、むしろ人間ドラマとして印象が深い。監督クリント・イーストウッドだが、俳優の大半は日本人。
⑱「ブリジット・ジョーンズの日記」(2001)・・・ベストセラーの映画化。レニー・ゼルウィガーが等身大のOLを好演、当たり役に。続編も同じ俳優で製作(2005)。
⑲「キング・コング(2005)・・・1976年作品に負けていない。ナオミ・ワッツとコングの交流が上手く描かれている。この映画は、意外と好みです(爆)。
⑳「コールド・マウンテン」(2004) ・・・ニコール・キッドマンレニー・ゼルウィガージュード・ロウナタリー・ポートマンなど豪華俳優。ここでも、ポートマンが印象的。レニーはアカデミー賞助演女優賞受賞。
 
不定期に続く。
 
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