「ウエストサイド物語」をリメイクした「ウエスト・サイド・ストーリー」が現在公開中のスティーブン・スピルバーグが、今度はあのスティーブ・マックィーンの「ブリット」(1968)の現代版を製作するという。
「ブリット」(原題:Bullitt)」(※)といえば、スティーブ・マックイーン扮する刑事「ブリット」が駆る1968年型フォード・マスタングGT390とダッジ・チャージャーとのカーチェイスがあまりにも有名。
これまでにも「ブリット」の再映画化の話があっては消え、という状態。今回は、ホントにホントにホントだろうか(笑)。
スピルバーグ監督も、もはやアイデアが出尽くしたのか、過去の名作に進路を取れ!と舵をきったのか。
スピルバーグは(ブリットのストーリーではなく)「ブリット」というキャラクターそのものに魅力を感じているといい、ブリットを主役とした新しい作品を撮影することを計画しているという。
本来であれば「ウエスト・サイド・ストーリー」の次の作品として制作に入る予定だったが、スティーブ・マックイーンの遺族との交渉が難航したため、「The Fablemans」を優先させた。この「The Fablemans」の撮影が終了したことから、ふたたび「ブリット」の製作にシフトした、と報じられている。
リメイクではなく完全に「新しい作品」となるようで、クリスティ・マコスコ・クリーガーがスピルバーグとともに製作を担当。脚本はアカデミー賞受賞者のジョシュ・シンガーが担当する予定。
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何回見てもオープニングの音楽とカーチェースのシーンは痺れる。
(※)映画館で外国映画として初めて観た映画が「ブリット」。全く予備知識なしで、高校の仲間と試験の結果発表のあとで見に行った(新宿ピカデリー、学割450円)。坂道の多いサンフランシスコでのカーチェイスでは、車が宙に浮いてどしんと落ちるときは、座席まで動いたのではとおもうほど、こちらまで宙に浮いたような迫力があった。
マックィーンのタートルネック、茶色のジャケットがかっこよく、真似をした。当時は、ドロン、マックィーン、レッドフォードが人気「御三家」だった。
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