<span itemprop="headline">「ウィークエンダー」と泉ピン子のリポーター</span>

　テレビの3面記事を分析する、いまの”野次馬的”新聞の元祖的な番組が、
　 「ウィークエンダー」だった。

　番組は、1975年4月5日～1984年5月26日まで、日本テレビで毎週土曜日22:00～22:54で
　生放送されたワイドショー番組だった。

　この番組での泉ピン子の登場は、衝撃的だった。
　
　とにかく威勢のいい八百屋のおじさん（実は泉ピン子は、20代後半だった！）が、
　バナナのたたき売りをしているような、話しっぷりが注目された。

　TVの女性キャスターといえば、今では小谷さん（知的でキュート！好き！）や安藤さん、
　小宮さんなど知的センスと教養があふれている、というのがイメージ。

　ところが、泉ピン子ときたら、まったく逆。
　品はない（笑）。声は、だみ声のがらがら声。
　ジェスチャーはオーバー。「文句あっか！」という態度・視点。

　それが、受けたのだった（笑）。

　

　

　社会問題でも、低俗な話題が多かったことから、当時の全国PTA協議会は、
　"超・ワースト番組”として、児童・生徒には、見ないように働きかけたようだ。

　

時は移って、30年。

　

泉ピン子といえば、「渡鬼」（渡る世間は鬼ばかり）のラーメン屋　"幸楽”の

　嫁（母親）役で、欠かせない女優となっている。

　わからないものだ（笑）。