「ラスト・ラン/殺しの一匹狼」(1971)は、ジョージ・C・スコット主演映画。
暗黒街のドライバー稼業を長年務め、老いを見せはじめた男(ジョージ・C・スコット)が、
人生最後の大仕事として脱獄囚をスペインに逃がすことにすべてを懸けた。
脱獄囚を抹殺すべく組織の執拗な攻撃を受けたとき、運び屋は敢然と敵に立ち向かっていく。
カーチェイスも見ごたえ十分で、アクション、スリラー、サスペンスとおよそ映画の
エンタメ要素をすべて備えていた。 最後まで、引き付ける映画だった。
共演は、トニー・ムサンテ。
この映画で共演した、新人女優のトリッシュ・ヴァン・ディヴァーは、この映画が
縁で、ジョージ・C・スコットと結婚。トリッシュの主な映画では、 「イルカの日」「美女と野獣」
「ブルックリン物語」 「チェンジリング」「ラブコール」「くたばれ!ハリウッド」
「デブラ・ウィンガーを探して」などがある。
音楽もダイナミックで映画を盛り上げていた。
映画は、1971年秋に、試写会(文京公会堂)で見たが、超満員だった。