「複数犯罪」(1972)は、当時試写会で見た。1970年代の映画も98本目。
「刑事キャレラ 10+1の追撃」を紹介したが、こちらも同じ「87分署」のキャレラ刑事
(バート・レイノルズ)の犯罪・刑事映画。
内容は、警察の手ぬるさを告発した映画だった。
こういう内幕ものは、「LAコンフィデンシャル」「セルピコ」などがあるが、
好み。
俳優が、いい。
主役は、バート・レイノルズ(「脱出」)のほか、婦警に、なんと
肉体派女優のラクエル・ウエルチ。耳が聞こえない脇役で、出番こそ
少ないがあの名優、ユル・ブリンナー(「荒野の七人」「王様と私」)も
出ていた。やはり貫禄の違いを見せつけた。
ボストン警察の87分署に、耳の不自由な男(ユル・ブリンナー)なる人物から、
「正午までに5000ドル届けなければ、クーパー公園局長を射殺する」
という脅迫電話がかかってきた・・・。
放火魔、脅迫・・・と同時に ”複数の”事件が起こり、腑抜けの刑事たちはおおわらわ。
アクションとユーモアもまじった警察映画の娯楽巨編として、楽しめた。
