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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「荒野の七人」(1960、HDで再々観賞)</span>


 
荒野の七人」は、1971年ごろ劇場で見て、そのあとTVで見て、今回HD高画質で見た。3度目。今回は、とくに山賊の親分、イーライ・ウオーラックに注目した。
 

悪党には違いないが、なかなか味わいがある。「ホリディ」(2006)に出演時には、90歳
(1915年12月生まれ)。
 
映画の主役は、初公開当時は、タイトルの俳優の順番は、最初がユル・ブリンナーで、2番目が、イーライ・ウオーラックだった。映画のリバイバルでは、ティーマックィーンが、イーライの前に来た。
 

「荒野の七人」は、250ドル(当時)というタダ同然で、ユル・ブリンナーが翻案権を買い取ったのはあまりにも有名。アメリカでは、「七人の侍」は有名だったが、「荒野の七人」も、アメリカ西部劇の名作の1本に並ぶほどの人気。
 
「荒野の七人」では、かなり「七人の侍」の内容に準じている。7人のキャラクターは、一部は、
一人で重複したりしているが、基本的にはあまり変わらない。
 
ユル・ブリンナーは、映画の公開当時は、最も格上だったが、リバイバルでは、マックィーン、ブロンソンが人気が出ていたので、この二人が二枚看板のような取り上げられ方だった。
 

「続・荒野の七人」では、クリス役はユル・ブリンナーだったが、ほかは総入れ替えで、マックィーンの役柄は、テレビの「ララミー牧場」で人気だったロバート・フラーが演じた。「続」も劇場で見たが、「ララミー牧場」世代だったので、あれほど有名な
ロバート・フラーが二番手に違和感があった(笑)。
オリジナルの「荒野の七人」の前に「続」を見てしまった。
 
黒澤明監督は、西部劇「荒野の七人」が、うまく「七人の侍」をリメイクしていると評価していたようで、記念品を贈ったという。
 
以前の紹介記事:
 
文句なく面白い西部劇の傑作だ。
 ☆☆☆☆
 
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