
映画「ママと神さまとシルヴィ・バルタン」(2025)を見る(MOVIXさいたま)。タイトルにシルヴィ・バルタンとあったら見に行くしかない。シルヴィ・バルタン、その名を聞けば…だが、このブログでは何回登場したことか。
東京オリンピック(1964年)のころに日本でも人気を博した「アイドルを探せ」のバルタン。代表曲は「アイドルを探せ」のほか「悲しみの兵士」「あなたのとりこ」「哀しみのシンフォニー」などがある。
フランスで4000万枚のレコードとCDを売上げ、ブリジット・バルドーやカトリーヌ・ドヌーブよりも多くの雑誌の表紙に登場したアーティストと言えば人気の凄さがわかる。
内反足を抱える少年が、パワフルな母の愛と大好きなシルビー・バルタンの歌の力で奇跡へと導かれていく姿を実話をもとに描いたヒューマンドラマ。

映画はそんなバルタンの音楽によって、救われた少年の成長の物語。映画で全編に登場する流れる曲は「あなたのとりこ」。わずかながら「アイドルを探せ」の曲が聴こえてきたときは胸アツになった(笑)。

主人公の少年ロランは、バルタンの前歯がすきっ歯のマネをしてマジックで歯に一部を黒く塗りすきっ歯に似せるほど。フランスではすきっ歯というのは幸運の証とされ、矯正しないのだとか。
ロランが27歳になって、まさか本物のバルタンと1対1でインタビューを行うことになるとはという奇跡が起こる。
本物のシルヴィ・バルタンが本人役で登場しているのも見どころ。
監督・脚本は「人生、ブラボー!」「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」のケン・スコット。



<ストーリー>
1963年、パリ。6人兄弟の末っ子であるロランは生まれつきの内反足で、ひとりで歩くことはできないと医師から宣告されてしまう。様々な医師に相談するが、手術しても補助の機械が必要と言われる。
しかしポジティブな母エステル(レイラ・ベクティ)は決して希望を捨てず、家族や周囲の人々を巻き込みながら治療法を求めて奔走する。
長く孤独な治療の間、ロランの心を鮮やかに救ってくれたのは、絶大な人気を誇る歌手シルビー・バルタンの歌声だった。
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母親役のレイラ・ベクティが実にいい。
2025年製作/103分/PG12/フランス・カナダ合作
原題または英題:Ma mère, Dieu et Sylvie Vartan
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