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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1960年代⑨「いつも心に太陽を」</span>




 シドニー・ポワチエといえば、「夜の大捜査線」「招かれざる客」とこの「いつも心に太陽を
 でしょう。シドニー・ポワチエの黒人俳優としての映画界に果たした先駆的な役割は
 計り知れないと思います。

 その後の、黒人俳優(この言葉自体が、古く使わないほうが良いかもしれません)では、
 エディー・マーフィー、モーガン・フリーマン、ウッピー・ゴールドバーグ、
 ウイル・スミス、サミュエル・L・ジャクソンデンゼル・ワシントンハル・ベリー・・・。

 特に、ワシントン、ベリーと同じ年にアカデミー賞の主演男優、女優賞を ”独占”したことも
 あり「ブラック・アカデミー賞元年」(ウッピー・ゴールドバーグの言葉)となったのでした。

 「いつも心に太陽を」(1967)(原題:To Sir with Love)
 ルルの主題歌が、軽快なリズムと感傷を呼び起こす、すばらしいもので、
  ♪Those school girl days ~♪(直訳=爪をかんでいたあの頃~♪)の歌、
 良かったなぁ。

 ポワチエ先生の赴任先のイギリスの高校。ふてくされて、手のつけようのない
 落ちこぼれの悪がき生徒たち。しばらく生徒たちと向き合い、真剣に教育に専念するも、
 こりゃ駄目だ、と辞表を胸に、最後の講義に立つ先生。しかし、生徒たちからは、
 思ってもいなかった、プレゼント。
 「先生、辞めないで」コールと花束。これには、先生も、うるうる。
 (この辺は、記憶が定かでありません。)

 辞表をビリビリと破って、教室に向かうポワチエ先生のかっこよさ

 もう一度、こいつらと、やったるか(と思ったかどうかは知りませんが=笑)

 ポワチエがかっこいい、いい映画でした。


※追加:「野のユリ」(1963)でポワチエアカデミー賞主演男優賞
(エーエ、メン、エーエ、メン~♪)