fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代⑱「ジョーズ」</span>



1970年代⑱「ジョーズ」 

 この映画は、文字通り、手に汗を握りました!
 上のポスター。何も知らずに、泳ぐ人。下に、サメが・・・。インパクトがあります。
  
 日曜洋画劇場の名解説でおなじみの淀川長治さんは、この映画について・・・。

 「ハイ、皆さん、こんばんわ。いよいよ、今日の日曜洋画劇場は、あの”ジョーズ”ですね。サメが突然、海水浴客を襲ってきますね。まあ、怖いですね。監督は、あの「激突!」のスティーブン・スピルバーグですね。怖いですね。アメリカの海水浴場です。泳いでいる人が、突然、海の中に消えるんですね。怖いですね。どうしたんでしょう。だんだんわかりますね。なかなか姿を見せませんね。

 海水浴場が、突然真っ赤に染まるんですね。怖いですね。実は、人食いざめだったんですね。まあ怖いですね。一斉に海水浴客は、沖に逃げますね。サメが姿を見せずに、どんどん追いかけてくるんですね。怖いですね。なかなか、さめは、表に姿を現しませんね。そこが怖いですね。また、音楽の怖いこと。はらはら、ドキドキですね。本当に怖いですね。海洋学者、漁師、警察署長が、いよいよ沖へでます。サメを退治しに出かけるわけですね。怖いですね。3人を乗せた船に、突然サメが襲い掛かってきますね。まあ怖いですね。それでは、また、番組の最後にお会いしましょう。」・・と解説していました。

(内容)
 平和な海水浴場が、突然血の海に。姿を見せずに、突然人に襲い掛かり、観光地が一転して大惨事の舞台と化す。突如出現した巨大な人喰い鮫を捕獲できるのか。観光地としての利益を求める市当局によって対応が遅れ犠牲者の数は増すばかりとなるが、遂に警察署長ブロディと漁師クイント、海洋学フーパーの三人の男が鮫退治に乗り出す。公開当時、観客を恐怖のどん底に叩き込んだ、メガヒット映画。
 リチャード・ドレイファス(「アメリカン・グラフィティ」)、ロイ・シャイダー (「フレンチ・コネクション」)、ロバート・ショウ(「007」)の名優が、敵に挑むアクション・サスペンス恐怖映画。

1975年アメリカ映画
監督 スティーヴン・スピルバーグ
原作 ピーター・ベンチリー
脚本 ピーター・ベンチリー 、カール・ゴットリーブ
音楽 ジョン・ウィリアムズ
出演: ロイ・シャイダーロバート・ショウリチャード・ドレイファス
ロレイン・ゲイリー


※初見はニューヨークの映画館で(1975年10月)。
 「サメ」がガバッといきなり出てくるところでは、椅子から転げ落ちそうになるほどの衝撃を受けた。