JR蒲田駅で発車メロディーに使われているのが「蒲田行進曲」のテーマ
東京界隈のJR駅の発車の合図に「映画音楽」などが使われている駅がありますね。
①JR蒲田駅:発車音に「蒲田行進曲」のテーマ
ご存知「蒲田行進曲」で知られる蒲田です。
1983年に公開された「蒲田行進曲」は、大ヒットしました。
主演:松坂慶子、風間杜夫、平田満
監督:深作欣二
映画は、階段落ちの名シーン、ヤス役の平田満の適役、松坂慶子の代表作として
80年代日本映画では、記憶に残る作品です。音楽がすばらしい。
蒲田にちなんで、JR蒲田では、ずいぶん前から、この映画のテーマ曲を
発車音に使っていました。昔、日活の蒲田撮影所もありましたので、
映画についてかかわりは深いものがあります。
「蒲田」といえば、「砂の器」の冒頭、殺害事件となったのが、蒲田駅近辺という
ことで、今西警部が、必死に蒲田周辺のバーなどの聞き込み捜査をおこなったことでも
有名ですね。
②JR恵比寿駅:発車音に「第三の男」のテーマ
恵比寿は、そこに30年位前まで、工場があった「エビス」ビールの
発祥の地として広く知られています。
ビール会社が、第三の男のテーマ曲をコマーシャルに使っていた関係で、
JR駅でも、チターの楽器であまりにも有名な「第三の男」の
テーマ曲を使うようになったとか。
当初は、期間限定だったようですが、今もずっと続いていますね。
③JR高田馬場駅:発車音に「鉄腕アトム」のテーマ
高田馬場では、”乗降促進発車メロディー”として手塚治虫の人気漫画
「鉄腕アトム」のテーマ曲が流れています。
鉄腕アトムの生まれたのが当地・高田馬場だそうです。
高田馬場活性化の一環として、商店街などでは「鉄腕アトム」祭り
などを行っているようです。
あらゆる駅で、駅にちなんだ特色あるメロディーがあると、無機質な
ベルの音と違って、おもしろいかもしれません。