fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「銃2020」予告編:全員がクレージーな映画。

 

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「銃2020」は「百円の恋」「全裸監督」の武正晴監督作品。

拾った銃の魅力に支配されていく青年の姿を描いた「銃」を、新たな視点で再映画化。原作者の芥川賞作家・中村文則が原案と脚本を担い、前作で企画・製作を担当した奥山和由と監督の武正晴が再び組んだ。

銃に翻弄(ほんろう)されるヒロインには「銃」で“トースト女”を演じた日南響子がふんし「影に抱かれて眠れ」などの加藤雅也のほか、友近吹越満佐藤浩市らが共演。さらに「銃」で主演を務めた村上虹郎、彼を追い込む刑事を演じたリリー・フランキーも同じ役柄で登場する。制作は吉本興業。7月10日ロードショー公開。

くせ者役者が揃い、狂気なストーリーで面白そう。

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ストーリー:

深夜、ストーカーの富田(加藤雅也)から逃れて薄暗い雑居ビルに入った東子(日南響子)は、思いがけず拳銃を拾い部屋に持ち帰る。銃の持ち主が気になり再び雑居ビルに向かった東子は、そこで見かけた不審な男・和成(佐藤浩市)の後を追うが、逆に待ち伏せされる。その後、人を殺した隣人親子の後始末を手伝った東子は、死体に向かって発砲。やがて、拳銃の行方を追う刑事(吹越満)が東子の前に現れ、彼女を破滅に導いていく。

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映画「引き裂かれたカーテン」(1966):どうも相性が良くないヒッチ映画。

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引き裂かれたカーテン」(1966)はヒッチコックの東西冷戦時代を背景としたスパイ・サスペンス。ヒッチ作品では知名度が低い。この作品のあとは「トパーズ」(1969)「フレンジー」(1972)「ファミリー・プロット」(1976)の3作品だけで、晩年の作品と言える。この3本はリアルタイムで劇場で見ている。

 「引き裂かれたカーテン」というタイトルだけ見ると「サイコ」のシャワーシーンのカーテンを連想させるが、これは東西冷戦時代の間に横たわる「鉄のカーテン」のこと。

主人公ポール・ニューマンが、不可解な行動を取り、婚約者のジュディ・アンドリュースと観客は、その行動に疑念を抱かせるような設定になっている。 ニューマンの目的が途中から明かされてくるが、婚約者のアンドリュースだけが事情がわからない状態となる…という展開。ヒッチコックの女優では、過去の女優と比較すると、ジュリー・アンドリュースは不似合いのような気がした。

 

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アメリカの原子物理学者マイケル・アームストロング(ポール・ニューマン)は、助手で婚約者のサラ・ルイーズ・シャーマン(ジュリー・アンドリュース)を伴い、デンマークコペンハーゲンで開かれる国際物理学者会議に出席するため科学者の一団と共に船で現地に向かっていた。

旅の途中、アームストロングは「本が届いた。コペンハーゲンのエルモ書籍店」という電報を受け取り、一応「了解した」との返信を送った。

やがて一行はコペンハーゲンに到着、アームストロングがホテルでシャワーを浴びている間に、代わりにサラが科学者団のひとりカール・マンフレッド教授(ギュンター・ストラック)と共に本を受け取りに向かう。

サラから本を受け取ったアームストロングは、その中から「(パイ)に接触せよ」との暗号を受け取り、慌ただしく旅券の手配をすると、サラにスウェーデンストックホルムに向かうと告げる。

これで結婚式が延期になると思ったサラは、アームストロングが自分をコペンハーゲンに来させないよう必死だったことを問い詰めるが、アームストロングは「結婚式までには戻る」と言うのみ。

サラは怒りのあまり、ホテルのフロントでニューヨーク行きの飛行機のチケットを手配しようとしたが、アームストロングはなぜか東ドイツ(当時)・東ベルリン行きの便を予約していた。

マンフレッドと共に東ベルリン行きの飛行機に乗ったアームストロングは、サラが同乗していることに気付き、「僕に近づくな。東ベルリンに着いたら次の便で帰れ」と厳命した。

ところが、アームストロングは東ベルリンに着くなり記者会見を開き、核兵器に対抗する迎撃ミサイルの開発を理由に東ドイツへの亡命を大々的に発表。

困惑するサラをマンフレッドがなだめるなか、アームストロングは国家保安省の役人ハインリッヒ・ゲルハルト(ハンスイェルク・フェルミ)の出迎えを受け、案内役としてヘルマン・グロメク(ウォルフガング・キーリング)を紹介された。サラはアームストロングに「前々から計画していたのか」と問い詰めたが、アームストロングはサラに詳しい事情は話せないとしてアメリカに帰るよう命じるのだった。

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この映画は、テレビで過去に何度か放映されていて、なんとなく見てはいたが、NHKBSで昨日放送されていたので、途中まで見たが、単調で、途中で挫折した(笑)。

007シリーズや「バック・トゥ・ザ・ヒューチャー」などもシリーズが連日放送されているが、今、もう一度見るかというと、なかなか食指が動かない。HULUの「THE HEAD」(現在2話まで見た)の方が面白い。

 

 

映画「キネマの天地」(1986):松竹大船撮影所50周年記念映画。

 

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松竹大船撮影所50周年記念「キネマの天地」(1986)作品。監督は山田洋次渥美清倍賞千恵子など「男はつらいよ」の山田組の俳優がこぞって出演。

松竹映画の象徴である「蒲田行進曲」(1982、つかこうへい原作・脚本)が東映出身の深作欣二監督だったことから、野村芳太郎プロデューサーが無念に思い、松竹内部の人間で「過去の松竹映画撮影所」を映画化したいという思いから制作された。全編に流れる軽快なリズムの”蒲田行進曲”が耳に残る。映画ファンにはたまらない映画撮影の舞台裏が描かれる。

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松竹が撮影所を大船に移転する直前の1934年頃の松竹蒲田撮影所が舞台。

城戸四郎所長以下、若き日の斎藤寅次郎島津保次郎小津安二郎清水宏ら気鋭の監督たちが腕を競い、田中絹代がスターへの階段を上りかけた黄金期。この時代の映画人たちをモデルにして書かれた脚本には井上ひさし山田太一も参加。また浅草の映画館の売り子からスター女優になる主役の「田中小春」役を藤谷美和子が降板したため、役モデルと同様に新人の有森也実が抜擢された。

映画が「活動写真」と言われていた時代で、「映画」というかわりに何度も「写真」という言葉が聞かれる。まさにモーション・ピクチャー。映画館は「小屋」。

映画撮影の舞台裏を見るようで面白い。「笑点」座布団運びの山田隆夫が照明担当で出演しているほか、二十歳前後の出川哲朗エドはるみも出演。

 

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浅草の帝国館で売り子をしている田中小春有森也実は、旅回りの役者だった父・喜八(渥美清)と二人で長屋で暮らしていた。ある日、松竹の小倉監督(すまけい)の目にとまり、蒲田撮影所を訪れたところ、いきなり端役に駆り出された。

しかし、その演技がうまくいかず落胆して父の下へ帰る。そんな小春を助監督の島田(中井貴一)が迎えに来たことから、気を取り直して撮影所に就職することになり、大部屋女優として出発する。

その一方、小春は、熱心に映画を語る島田に徐々に惹かれていく。翌年、小春は大作「浮草」の主役に抜擢される。壁にぶつかり帰ってきた小春に喜八は一座の看板女優だった母との恋愛話を語って励ます。そのことがきっかけで撮影は成功し、映画は完成する。

一方、喜八は、隣に住むゆき(倍賞千恵子)・その息子・満男(吉岡秀隆)とともに帝国館に「浮草」を観に行き、娘の姿をスクリーンで見ながら静かに息を引き取る。島田と小倉監督は、「蒲田まつり」で蒲田行進曲を歌う小春を見ながら喜八の訃報を受け、小倉は、「娘の晴れ姿を見ながら死んだか、旅役者のおとっつぁんは」とつぶやく。

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    渥美清(右)と笹野高史

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当時大女優と言われた岡田嘉子をモデルにした川島澄江(松坂慶子)が新作「浮雲」の撮影中に、”恋の逃避行”で姿を消したため、新人の田中小春(モデルは田中絹代有森也実)に役が回ってくるのだが、何度もNG。旅芸人の父のアドバイスで、挑戦して、監督が「テスト」と声をかけるが実はカメラを回していて、演技も最高だった…というエピソードはぐっと迫るものがある。

音楽喫茶のようなところで、木の実ナナがドイツ語で「会議は踊る」を歌うシーンは、思わず身を乗り出した。警察から追われている男・小田切平田満)は、なにかにつけ「ダンケ」(ありがとう)を連発。小田切が身を寄せた後輩で助監督の島田(中井貴一)の家に「マルクス」の本があったが、警察が「マルクスなんか読んでやがる」といった本は、実は映画俳優の「マルクス兄弟」に関するものだった。「マルクスと一緒に写っているこの女は?」「女房だろう」といった具合(共演女優だが)。

映画館では、ジャン・ギャバンの「白き処女地」の映画ポスターなどが見られた。

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男はつらいよ」のさくら夫婦(倍賞千恵子前田吟)・満男(吉岡秀隆)がそのまま出演、さくらと渥美清とのやり取りは、寅さんそのもの。

 

松竹オールスターキャストのような出演陣。

田中喜八:渥美清

島田健二郎:中井貴一

田中小春(田中絹代がモデル):有森也実

小倉金之助監督:すまけい

緒方監督(小津安二郎がモデル):岸部一徳

内藤監督(斎藤寅次郎がモデル):堺正章

佐伯監督:柄本明

佐藤監督:山本晋也

小笠原監督:なべおさみ

岡村監督:大和田伸也

川島澄江(岡田嘉子がモデル):松坂慶子

川島の恋人(杉本良吉がモデル):津嘉山正種

井川時彦:田中健

園田八重子:美保純

小山田淳:広岡瞬

磯野良平:レオナルド熊

戸田礼吉:山城新伍

古賀英二:坂本貞美

医師役の俳優:加島潤

泥棒役の俳優:星野浩之

猪俣助監督:冷泉公裕

長野カメラマン:油井昌由樹

生田カメラマン:アパッチけん

生田カメラマンの助手:光石研

照明班長:じん弘

照明助手の正兄:山田隆夫

撮影スタッフ:笠井一彦

脚本部・北原:若尾哲平

脚本部・池島:巻島康一

脚本部・柳:清島利典

床山茂吉:石井均

小使トモさん:笠智衆

梅吉:近藤昇

守衛:桜井センリ

女事務員:マキノ佐代子

中谷松竹社長:山内静夫

彰子妃殿下:桃井かおり

ビヤホールの華やかな女性歌手:木の実ナナ

島田庄吉:下條正巳

島田の下宿のおかみ貞子:三崎千恵子

島田の大学の先輩・小田切平田満

田切を追う犬飼刑事:財津一郎

同・馬道刑事:粟津號

留置場の看守:石倉三郎

留置場の大山安五郎:ハナ肇

安五郎の子分留吉:佐藤蛾次郎

帝国館支配人:人見明

帝国館弁士:松田春翠

帝国館の呼び込みの男:関敬六

帝国館の若い売り子:田谷知子

ゆき:倍賞千恵子

ゆきの亭主・弘吉:前田吟

ゆきの息子・満男:吉岡秀隆

屑屋:笹野高史

おかね:杉山とく子

とし子:谷口美由紀

特別出演:

城田所長(城戸四郎がモデル):9代目松本幸四郎

浅草帝国館の客:藤山寛美

 

★ドラマスペシャル「スイッチ」(6月21日午後9:00~)を見た。松たか子、阿部サダヲの名コンビ。

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テレビ朝日系のドラマスペシャル「スイッチ」(6月21日午後9:00~11:04)を見た。あの「夢売るふたり」(2013)で詐欺夫婦を演じた阿部サダヲ松たか子という、演技派が出演するとあっては、たとえ2時間であっても見ないわけには行かない。面白かった。

脚本が、「東京ラブストーリー」(フジテレビ系)や「Mother」(日テレ系)、「最高の離婚」(フジテレビ系)、「カルテット」(TBS系)など名作を作り上げてきた坂元裕二テレビ朝日のドラマで初めて筆を執った。

 

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学生時代から長く付き合っていた元恋人同士だった、検事の駒月直(阿部サダヲ)と弁護士の蔦谷円(つたや・まどか、たか子)は、別れた後もお互いに恋人ができると食事会を開いて紹介したりと、何かにつけては顔をつきあわせ、憎まれ口を叩きあう…そんな微妙な関係を13年間続けている“検事”の直と“弁護士”の円。

 

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ある日、直は料理研究家の恋人・佐藤亜希(中村アン)を、円(まどか)は広告代理店勤務の恋人・鈴木貴司(眞島秀和)を紹介するために、4人で食事をとることに。憎まれ口をたたき合いながらぎこちない食事会を終えた後、それぞれ観覧車に乗った直と円は、それぞれ恋人からプロポーズされるのだが…。

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・・・

連続突き飛ばし事件で死者がでて、犯人を“背中どん男”と名付け軽視されていた事件。しかし事態が悪化し、任意で取り調べを受けた男が自供し、令状を請求できると浮足立つ警察に、直は危機感を感じる。

一方、ある理由から刑事事件を一切引き受けないと決めていた円に、自供した犯人の弁護の依頼がくる。絶対に釈放を勝ち取らねばならない状況に、条件付きで弁護を受け、恋人だった直らと向き合うことになる。

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別れた後も腐れ縁を続ける元恋人同士の2人が、ある事件を巡って検事と弁護士として対峙する、リーガルサスペンス×ラブストーリー。かつて7年間の付き合いがあって、その後は友人関係で、つかず離れずの関係だったが、それぞれが結婚の相手候補を紹介しあうという中で、本当の好きな相手は誰かを自問。やけぼっくいに火がついたシーンが抱腹絶倒。これから見る人のために口にチャック(YKK製)。

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 以下、ドラマの宣伝文句。

検事と弁護士、それぞれの立場から事件の真相を追い求める二人――。 一見単純に見えた事件の裏に隠された衝撃の事実が明らかになったその時、彼らにも人生の選択の時が訪れて…!?

 スピーディーに展開する本作の監督を務めるのは月川翔。映画「君の膵臓をたべたい」(2017)、「響 -HIBIKI-」(2018)、ドラマ「そして、生きる」(2019)など、苦悩を抱えながらも人生を果敢に切り開く若者たちの姿を瑞々しく描き、若い世代を中心に大きな支持を得てきた月川。今作で挑むのは、リーガルサスペンス、そして一筋縄ではいかない40代のラブストーリー!

 

このドラマの一番の面白さは、掛け合いの言葉の応酬のおもしろさ!

★梅雨の時期、アナベルが真っ白に咲いている・・・。

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6月~7月中旬にかけては梅雨入り時。

関東地方も”梅雨入り真っ只中”。fpdリトルガーデンプレイス(笑)では、雨のあとのアナベルが真っ白な花を咲かせている。数時間前までは、小雨だったので、雨の雫が残っている。

ところでGoogleで「アナベル」と検索したら「アナベル 映画」がかなり上位に出てくる。「死霊館」シリーズに登場する呪いの人形アナベルが巻き起こす恐怖を描くホラー映画「アナベル」だった。

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死霊館」シリーズは、「アナベル 死霊館の人形」(2014)「アナベル 死霊人形の誕生」(2017)「アナベル 死霊博物館」(2019)がある。

「死霊博物館」では、超常現象研究家ウォーレン夫妻の家に、強烈な呪いを持つ人形アナベルが運び込まれ、地下の“博物館”に厳重に封印される。ある日、夫妻が仕事で家を空けることになり、娘のジュディはシッターとしてやって来た年上の少女メアリーやダニエラと3人で一夜を過ごすことに。ところが、ダニエラが勝手に博物館へ入り込み、アナベルの封印を解いてしまう。アナベルは同じく博物館に封印されていた数々の悪霊たちを呼び覚まし、少女たちに襲いかかる…といったストーリー。

 出演は「死霊館」シリーズでおなじみのウォーレン夫妻をパトリック・ウィルソンヴェラ・ファーミガが演じている。

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先日「魅力的な女優」記事でヴェラ・ファーミガを紹介したが、ホラー映画では…ショック死、いや食指が伸びない。

★「映画投票結果」⑤「スキャンダル映画」参加者の投票内容とコメント。

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       アイズ・ワイド・シャット」(3位)↑

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「スキャンダル映画」投票&コメントは以下の通り(投票順、ほぼ原文通り)。

たっふぃーさん

変態といったらまっさきに浮かぶのが<ブルーベルベット>8点 SEX描写が凄かったのは<チョコレート>と<アデルブルーは熱い色>各8点 <シーズガットハブイット><ニンフォマニアック1&2><キリングミーソフトリー><ピアニスト><天国の口終りの楽園><マッドボンバー>、、、各1点。ぜったいにNGなのが<ソドムの市><アンチクライスト><鮮血の美学>。日本映画なら<オーディション> 今回は洋画だけでしたが、次回邦画もお願いしま~す。 

ジーナさん

「ソドムの市」5点。パゾリーニ監督遺作、かなりの鬼畜映画だそうですね。 私は未見ですが、あらすじを読むだけで具合が悪くなりそうです(@_@)エンニオ・モリコーネが音楽を担当してるそうで、そちらでも驚きました。「ラスト・タンゴ・イン・パリ」3点。「SHAME シェイム」3点。マイケル・ファスベンダー主演。「ドッグ・ヴィル」3点。ニコール・キッドマン主演。「奇跡の海」3点 エミリー・ワトソン主演。「アレックス」3点。モニカ・ベルッチ主演。「天国の口、終わりの楽園。」2点。ガエル・ガルシア・ベルナル主演。「アイズ・ワイド・シャット」2点。トム・クルーズ主演。「ナイン・ハーフ」2点。 ミッキー・ローク主演。「ショー・ガール」2点。エリザベス・バークレー主演。 「ブラウン・バニー」2点。ヴィンセント・ギャロ主演。「ソドムの市」と「ブラウン・バニー」以外は、全部劇場で観ました。どれも激しい暴力シーンや執拗なレイプシーン、性描写があり、観に行ったことを激しく後悔しました。あっ!中身が無かったのは「ショー・ガール」でした。脱ぐ脱ぐ、踊る踊る…の繰り返しで、ガックリしましたよ。

熊本ミノルさん

1「氷の微笑」(1992)、7点 2「恋する女たち」(1969)、6点 3「郵便配達は二度ベルを鳴らす」(1981)、5点 4「エマニエル夫人」「危険な情事」「ナインハーフ」「アイズ・ワイド・シャット」各3点 。以上です。

花さん

 ストーリーより生々しさが連続のエロ・グロ作品は観ないのでテーマに沿った映画か不安ですが、10作品あげて見ました。「エクソシスト」(2)「CUBE」(2)「ミザリー」(2)「ファイナルデットコースター」(3)←3作目が一番面白かったです。※これらは目をふさぎつつ、でもつい観ちゃったのよね�映画です。「アイズワイド・シャット」(2)「氷の微笑」(3)「羊たちの沈黙」(2)「タイタニック」(3)「白い闇の女」(4)※これらは数場面での描写が刺激的だったもの。「シェイプ・オブウォーター」(7)←はファンタジーだけどエロチック。登場人物は半魚人と人間ですけどテンポや結末の映像も綺麗でとても印象に残っています。

およやんさん

HOSTEL」7点「エマニュエル夫人」7点「デスルーム」5点「ファイナルデスティネーション」シリーズ5点「ヒルズハブアイズ」3点「SAW」シリーズ3点。

八点鐘さん

9 Songs ナイン・ソングス」10点(マイケル・ウインターボトム製ポルノです。でも何か味のある映画で)「ドリーマーズ」5点(ベルトリッチのポルノ)「ダメージ」5点(ルイマル監督の愛憎劇)「夜明けのマルジュ」5点(有名な卵のシーン)「ビリティス」 1点(デビッドハミルトン)「赤い航路」1点(ポランスキー)「エマニュエル」1点(ミアニグレンの方)「妖精たちの森」1点(ラスト・・よりやらしい)「今のままでいて」1点(キンスキーの裸体)以上、八点鍾でした。

ヤマちゃん

・5点「男と女」⇒アヌーク・エーメの大写しの表情が禁断の官能美。ボサノバの音楽も映画にしっかリ溶け込んでいる。大人があこがれる究極の恋愛映画。・5点「白いドレスの女」⇒ワイルドで、肉感的なキャスリン・ターナーに首ったけ。ベッドでの色っぽさは向かうところ敵なし。ウイリアム・ハートでなくても世の男性はすべて地獄に落ちる。・4点「運命の女」⇒エイドリアン・ライン監督。「ナインハーフ」「ロリータ」「危険な情事」。この監督は女優を嘗め回すように撮る。とてもエッチ。撮り方は下品だけど、映像は美しい。ダイアン・レインの色香漂う肢体に目が釘付け。ありがとう、エイドリアン・ライン。・3点「僕の美しい人だから」⇒大胆な構図の営みシーンにどっきり。もう一つ、どっきりしたのはサランドンの部屋のおもちゃ(大人向けです)。身分違い、年違い(若い男性と熟女)の逆セクハラの体育会系ラブストーリー。・3点「殺しのドレス」⇒ブライアン・デ・パルマ監督。「パッション」「ファム・ファタール」、巨匠なのですが、僕にとってはやり手のエロ監督。バスルームのシーンもいいけど、美術館のシーンがよろし。アンジー・ディキンソンの、男の視線を感じた彼女の反応がすっごいエロ。絡みシーンなしで、こんなに興奮したの、初めてデス。・2点「卒業」⇒アン・バンクロフトヒョウ柄の下着姿と、終わった後の倦怠感、冷たい表情に強く惹かれました。中1の時に見た映画、大きな衝撃でした。この映画をきっかけに熟女好きに。ませてるなあー、というより変態かも。・2点「エイリアン」⇒シガニー・ウィーバーと男〇を思わせるエアリアンとの壮絶な闘い。その内容はスゴすぎて、ここでは書けません。・2点「夏の嵐」⇒「第三の男」と「かくも長き不在」で成熟した女性を見せくれたアリダ・ヴァリ。そのヴァリがすけこまし(すみません、下品な表現で)の青年将校に身も心も奪われ仲間も裏切る。そのギャップが刺激的で興奮しました。・2点「エルELLE」⇒これだけ感情移入できない映画も珍しい。一瞬、イザベル・ユペールの全裸の後ろ姿がチラリ。ユペールの母の淫乱ぶりも必見。レズあり、不倫あり、なんでもあり。フランス人って、こんなことばかりてしているわけではないよね。・1点「エマニュエル夫人」⇒もうこれは定番ですね。いろいろなシーンで楽しませてくれたけど、テニスコートのシーンが一番好きです。あんまりシルビア・クリステルには興味がなくて、何回もビデオで相手の色っぽい女優(熟女です)さんばかり見てました。・1点「バーバレラ」⇒セックスは脳でするもの。今のAI時代を先取りした映画。ジェーン・フォンダのコスチューム、エロ過ぎてまいりました。

あきりんさん

今回はカルト映画といわれるものの中から選んでみました。これ、スキャンダラス?・「エル・トポ」(1969年)6点 カルトといえばこれを外すわけにはいきませんアレハンドロ・ホドロフスキー監督の超名作。エロもグロも盛りだくさん。・「シルバー・グローブ」(1989年)5点 ポーランドの、まあ、不可思議なSF叙事詩。魔術的でした。・「気狂いピエロの決闘」(2010年)それこそ狂っているとしかいいようのない三角関係を描いたスペインの映画。目を背けたくなる場面も次々に・・・。・「不思議惑星キン・ザ・ザ」(1986年)4点 ソ連製のちょっととぼけた奇想天外SF映画。さあ、みんなで腰をかがめて挨拶だ、く~っ!・「タクシデルミア」(2006年)4点 性欲と食欲と、そして究極の生を描いたハンガリーの三代記映画。嘔吐場面が半端じゃない、ご注意あれ。・「黒猫・白猫」(1998年)3点 少しまともな映画も。エミール・クストリッツァ監督の陽気な映画。音楽と酒さえあればこの世は廻るのさ。・「ダークレイン」(2015年)3点 イサック・エスバン監督作品、とくれば、もうまともな筈はありません(苦笑)。

guchさん

昼下がりの情事」:4点。これはその刺激的なタイトルなのに内容はフラナガン氏が三塁も踏めないと言う邦題のギャップが素晴らしい。 「エマニュエル夫人」:3点。これはもうその手の映画の代名詞じゃん?? 「氷の微笑」:3点 。「チャタレイ夫人の恋人」:2点 そのまんまです、、。 「スキャンダル」:2点 まあタイトルに敬意を表して。「殺しのドレス」:2点 やっぱりアンジーだぁ~、、。「ボディ・ダブル」:2点 かなりエグイでしょ?? 「Body/ボディ:2点。これもマドンナがあらまあどんな?って感じだったし(笑)。 あと「愛の嵐」 「スイミング・プール」「 ホーリー・スモーク」「ピアノ・レッスン」「ディープ」各@2点。

ゆうちゃん

(5点)「フロム・ダスク・ティル・ドーン」強盗・殺人・吸血鬼、何でもありのエロとグロ満載の映画。「僕の美しい人だから」あの大胆なラストシーン印象に残りました。「トガニ 幼き瞳の告発」韓国のある聴覚障害者学校で実際に起こった性的虐待事件を映画化し、韓国社会に波紋を起こしたサスペンスドラマ。(3点)「ブギーナイツ」「エマニエル夫人」(1作目)「マレーナ」「硝子の塔」「氷の微笑」。

らんぷさん

10点「将軍たちの夜」8点「サロン・キティ」6点「地獄に堕ちた勇者ども」6点「愛の嵐」映画ってある意味どれもスキャンダラス。でもってナチス映画を選んでみたら4作品しか思い浮かばなかった。スキャンダラスな映画に高い得点を入れる気はないのだけれど4作品しかないので結構高得点になってしまった。。。一番健康的な(?)「将軍たちの夜」に10点。ぼかしを取っ払ったら正当な復讐劇だった「サロン・キティ」に8点。映画的には見ごたえありの「地獄に堕ちた勇者ども」と「愛の嵐」を6点に。 

fpd

私は好奇心の強い女」(1967、日本公開1971年4月3日)9点。(公開当時、堂々と”学割”で見た。笑)センセーショナルでスキャンダラスなスエーデンの異色問題作。世界の〈ポルノ解禁〉はここから。各国で上映禁止、裁判にまで発展した1960年代伝説の映画。「私は好奇心の強い女 -イエロー篇 ノーカット完全版」DVD(¥4,180)発売中。「ラスト、コーション」(2007)3点。トニー・レオンと新人タン・ウェイの純愛ラブストーリーだが、激しい性描写でR-18(日本)指定。「アイズ・ワイド・シャット」(1999)2点。映画試写会5日後に監督スタンリー・キューブリックが急死(心臓発作)、遺作となった(R-18)。「ことの終わり」(2000)2点。官能的映像美。ジュリアン・ムーアのオールヌードの女優根性・体当たり演技に脱帽。「ラストタンゴ・イン・パリ」(1972)2点。映画もポスターも物議を醸しセンセーショナルだった。「白いドレスの女」2点。キャスリーン・ターナーの悪女。「アデル、ブルーは熱い色」(2013)2点。「殺しのドレス」2点。以下、各1点。「パフューム ある人殺しの物語」(2006)ラストのクライマックス・シーンには度肝を抜かれた(エキストラ750人が全裸)。「ベティ・ブルー/愛と激情の日々」(1987)「カリギュラ」(1980)「時計じかけのオレンジ」(1971)「危険な情事」「ナイン・ハーフ」。

・・・

異常でした。もとい、以上でした。アクションやサスペンス、品行方正、文部省推薦映画ばかりみているワケではないこともわかりました(笑)。ただ、スプラッターや、グロイのは好きになれない(笑)。

 

では、次回、またのご参加をお待ちします。

★「映画投票結果」④「スキャンダル映画」(TOP10)…?

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2020年「映画投票」第8弾「スキャンダル/衝撃映画」の投票結果です。1位は5人が投票した「エマニエル夫人」でした。2位は4人が投票した「氷の微笑」でした。3位・4位は同点ながら、3位「アイズ・ワイド・シャット」(4人)4位「愛の嵐」(3人)となりました。

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熊本ミノルさん は1位~3位まで、持ち点の中から大量点を献上していていますね。 1位~3位予想を実施していたら、的中していたかもしれません(笑)。

ヤマちゃんは「エマニエル夫人」について「もうこれは定番ですね。いろいろなシーンで楽しませてくれたけど、テニスコートのシーンが一番好きです。あんまりシルビア・クリステルには興味がなくて、何回もビデオで相手の色っぽい女優(熟女です)さんばかり見てました。」NYに行った芥川賞作家の相方か(笑)。

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「エマニエル夫人」の主題歌(カタカナ付き)がありました。カラオケで歌えそうですね(笑)。

日本語でもカバーされていて、呼びかけのエマニエルは抜けているもののこんな訳になっていました。

はるかな愛の旅路」(エマニュエル夫人のテーマ)

*愛の調べ 胸に奏(かな)でて  ドキドキしちゃう  愛の詞(ことば) 耳に響けば  クラクラするわ

 あなたは 一つの恋しか知らない  愛とは はるかな 心の旅です

(*くりかえし)

 夢見る心を 見つけた体を 男の溜息 誘うよ あなたは

(間奏)

綺麗な あなたは 心と 涙を 探して 彼方(かなた)の愛さえ知るだろ

(*くりかえし)

・・・

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氷の微笑」のまさかの2位には驚いた。シャロン・ストーンの足の組み換えシーンが超話題になった映画。

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アイズ・ワイド・シャット」は、当時のトム・クルーズニコール・キッドマン夫婦は撮影のためロンドンに移住して撮影に臨んだ作品。実生活をのぞき見るようなシーンもあった。「愛の嵐」「殺しのドレス」などがトップ5入りした。

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私は好奇心の強い女」(1971年公開)は、一大センセーションを巻き起こした作品。

 

投票コメントに続く。

(つづく)