「ザ・ロストシティ」（原題：The Lost City、2022）を見る。宝探しのアドベンチャー・コメディ。監督はアーロン・ニーとアダム・ニー。
出演は製作も務めるサンドラ・ブロック、チャニング・テイタム、ダニエル・ラドクリフ、ブラッド・ピット、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフなど。
サンドラ・ブロックは「ゼロ・グラビティ」（2013）では、無重力の宇宙空間を遊泳していたが「ザ・ロスト・シティ」では、海中に潜り、長時間泳ぐというシーンがあり、撮影時56歳という年齢でもそのタフさを見せている。
思えば「スピード」（1994）で、大型バスを運転する羽目になるシャキシャキ娘を演じて30年か。「しあわせの隠れ場所」（2009）ではアカデミー主演女優賞を受賞するなど、今や、大物女優の一人というのも時の流れを感じる。
共演のチャニング・テイタムは「G．I．ジョー」「マジック・マイク」などで知られるが、軽薄そうな表紙モデルを演じている。ブラピは、脇役に回り出番が少ないが、それなりに見せ場はある（笑）。
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新作の宣伝ツアーに駆り出された恋愛小説家のロレッタ(サンドラ・ブロック)は、作品の主人公を演じるセクシーな表紙モデル・アラン(チャニング・テイタム)の軽薄な様子にいら立つ。
そんなとき謎の実業家フェアファックス(ダニエル・ラドクリフ)が現れ、ロレッタは突然南の島へ連れ去られてしまう。
フェアファックスは小説を読んでいて、ロレッタが伝説の古代都市の場所を知っていると考え誘拐したのだった。
一方、ロレッタの誘拐を知ったアランはロレッタを助けるために島へ急行し、再会した二人は脱出しようとするが、思わぬアクシデントが続発する。
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秘宝があるとされる「ロストシティ（失われた都市）」をめぐって繰り広げるサバイバル冒険を描いているが、気楽に見られる分、あとには残らない映画だった。
【主な登場人物】
■ロレッタ・セージ： サンドラ・ブロック…ベストセラーの恋愛小説家。
■アラン・キャプリズン / ダッシュ・マクマホン：チャニング・テイタム…ロレッタの小説「The Lost City of D」のカバーモデル。
■アビゲイル・フェアファックス：ダニエル・ラドクリフ…ロレッタの小説に書かれている失われた都市を見つけるために彼女を誘拐する風変わりな億万長者と国際的な犯罪者。
■ベス：ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ…ロレッタの広報担当者。
■ジャック・トレーナー：ブラッド・ピット
■アリソン：パティ・ハリソン…ロレッタのソーシャルメディアマネージャー。
■オスカー：オスカー・ヌニェス…貨物機のパイロット。
ほか
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