「第65回ブルーリボン賞」(2022年度)の各賞が24日、決定した。この賞は、東京映画記者会(在京スポーツ紙7社が運営)が選ぶもの。
主演男優賞として二宮和也(「ラーゲリより愛を込めて」「TANG タング」)、主演女優賞として倍賞千恵子(「PLAN 75」)が初の主演賞を受賞した。
同賞は青空の下で取材するスポーツ紙記者が選考し、賞状に青いリボンを巻いて受賞者に贈呈する。1950年に創設され、中断期間がありながら、今年で65回目を迎えた。
受賞者への記念品は、記者の象徴として万年筆を贈呈し、映画に取り組む姿勢や人柄も選考に含まれるのが特徴としている。なお、今年度の授賞式はコロナ禍に配慮して開催しない。
また、倍賞千恵子の81歳での受賞は、役者対象の主演男女・助演男女・新人各賞を通じて過去最高齢。これまでは、2001年度の第44回に助演女優賞を受賞した奈良岡朋子(当時72歳)で、今回、倍賞千恵子がこの記録を大幅に更新した。
■『第65回ブルーリボン賞』
【作品賞】 『ある男』
【外国作品賞】 『トップガンマーヴェリック』
【監督賞】 早川千絵『PLAN75』
【主演男優賞】 二宮和也 『ラーゲリより愛を込めて』『TANG タング』
【主演女優賞】 倍賞千恵子『PLAN 75』
【助演男優賞】 飯尾和樹『沈黙のパレード』
【助演女優賞】 清野菜名『キングダム2 遥かなる大地へ』『異動辞令は音楽隊!』『ある男』
【新人賞】 Koki,『牛首村』
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マイナーな賞だが「ある男」と「PLAN75」が賞を分け合う結果となった。未見作品は配信待ち。
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