「FIFA ワールドカップ カタール 2022」決勝トーナメントの決勝戦が行われ、アルゼンチンがフランスをPKの激戦の末に下した。
フランスの史上3カ国目となる2連覇を阻止したアルゼンチンは1986年のメキシコ大会以来となる36年ぶり3度目の優勝。
今大会での代表引退を明言している35歳のFWリオネル・メッシは5度目の挑戦にして“W杯初制覇”。最高の形で自らの門出に花を添えた。なお得点王にはハットトリックを達成して通算8ゴールとしたエムバペが輝いた。
アルゼンチンでは、国民が感涙にむせぶ映像があった。36年ぶりの優勝とあっては、日本の「ドイツ・スペイン」撃破で沸いた日本以上の興奮だったかもしれない。
「アルゼンチンよ、泣かないで」
(Don't Cry for Me Argentina) 。
これは、アンドルー・ロイド・ウェバー作曲、ティム・ライス作詞による1978年のミュージカル「エビータ」の中で最も有名な楽曲。
映画「エビータ」(1996)でマドンナが主役を演じ、サウンドトラック用にこの曲をレコーディングした。1997年初めにはこのアルバムからの2曲目のシングルとして英語とスペイン語双方のダンス・ミックス版も発表。
マドンナは、オリジナルのサウンドトラック版「ドント・クライ・フォー・ミー・アルゼンチーナ」を2001年の自身の「ドラウンド・ワールド・ツアー(Drowned World Tour)」で幕間の間奏として使用。ミュージックビデオには、全てアラン・パーカー監督の「エビータ」からこの歌の一連場面が使用された。
このシングルは数カ国で第一位を獲るほどの世界的な大ヒットになり、特にフランスではマドンナにとり「ラ・イスラ・ボニータ」(La Isla Bonita)以来の2曲目のNo.1ヒットとなったのである。
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