ドン・キホーテが何年か前に「チューナーレステレビ」を販売開始したと聞いたときに、おぉ、これはいけるなと思った。チューナーが内蔵されていないテレビというのは、テレビというよりも、パソコンのモニターというイメージ。
売り出しコピーが「NHK が見られません」というのがいい(笑)。
ドンキのチューナーレステレビ(写真上)は、AndroidTV機能搭載で、あえてテレビチューナーを外したフルハイビジョン画質のチューナーレススマートテレビ。AndroidTV対応のビデオ配信サービスやアプリが大画面で楽しめる。店舗上限価格 29,800円(税込32,780円)。
「あえて」チューナーを外したのは、テレビの地上波番組などテレビを見ない人をターゲットにしたもので、NHKの受信料を払う必要がないからだ。「チューナー内蔵のテレビ」があるだけで、否応なく受信料を払ってきた層には朗報だ。
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こんなテレビを待っていたが、1年前にドンキ製品より1万円くらい高いチューナー付きのテレビ(43インチ)を購入してしまった。ソフトバンク光に入っているが、2階でテレビを見る必要がないので、NTTからソフトバンクに切り替えるときに2階まで配線の手続きはしなかった。
そのため、43インチテレビは、チューナーはあるが「チューナーレステレビ」状態で使用している。Netflixなどの映画配信、DVD、BD(ブルーレイディスク)再生専用となっている。
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NHKの視聴料訴訟問題というのがあって、東横インというホテルは、客室のテレビがチューナー付きであるのに、長い間視聴料を未払いだったというNHKの訴えによる裁判に負けて、19億3,500万円という支払いを命じられた。
そんなこともあって、アパホテルの新規ホテルなどでは、チューナーレステレビの採用を行っているという。ビジネスホテル業界では新参者の部類に属するアパホテルだが、横浜のホテルなどは10,000室のホテルを「コロナホテル」として利用しているという。
アパホテルの名物女性社長は、出身地が同じの森・元総理人脈など政治家との関係も深く、政治家から「コロナホテルに使わせてほしい」といわれ「よっしゃ」と引き受けたようだ。
「私が社長です」
ホテルに「ユニットバス」を導入したホテルとしても知られ、部屋は狭いが、全国に展開してイケイケ状態のようだ。もともと、創業者は不動産会社からスタートしたベンチャー気質の会社。その奥さんが社長になり、ド派手なルックスのイメージで、宿泊客はその女性社長の写真をそこかしこで見ることになるという(笑)。
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