フェイスブックが社名を「メタ」に変更する。新社名は、共有された仮想環境を意味する「メタバース」に由来する。無限の図形マークが入る。
ザッカーバーグ最高経営責任者（CEO）は、従来の社名の由来であるソーシャルメディアサービスではなく、メタバースを構築するという野望を反映したものという。
「メタバース」とは、３０年前のディストピア小説で初めて使用され、今ではシリコンバレーで話題になっている言葉。異なるデバイスの利用者がアクセスできる共有の仮想環境として広く認識されているという。
ザッカーバーグは「現在、当社のブランドは１つの製品と密接に結びついており、将来はもちろん、現在行っていること全てを表すことはできない」と説明。社名変更により、様々なアプリや技術を１つの新たなブランドにまとめることができるとした。企業構造は変更しないという。
同社はブログで、親指を立てた「いいね！」のロゴから青色のインフィニティー（無限）を示す図形に変更した。
これまで「GAFA+M」（Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)といわれていた巨大企業の呼び方も変わってくる。MAGAMか（笑）。
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旧社名が業態にそぐわなくなったり、事業の多角化で社名を変える企業は多い。
旭硝子などは、広瀬すずを使って、従来の海外ブランド「AGC」を社名に変えた。CMでは、余計なことは言わずに「A」で始まり「C」で終わる素材の会社・・・で知名度向上を図る。
