韓国ドラマ「愛の不時着」を見始める。話題作にはジャンルを問わず首を突っ込む?(笑)。1-2話を見たが、北と南の生活レベルの違いなど興味深い。
第2話では、北の中隊隊長の素性が明かされ、早くも衝撃の展開に。履歴書に、出身など詳細が不明だったが、特別のエリートの場合などは空欄にしてあるようだ。
水戸黄門の「印篭」のような、泣く子も地頭も黙る「729」ナンバー。
交差点の交通巡査も「729」ナンバーを見つけると、対向車も横からの侵入の車もすべてストップさせ、その車のために道路を走る車は左右に控え、道路を開け、猛スピードの車を通すのだ。
何かの疑惑で保安部の責任者から中隊隊長が尋問されていると、かなり上の上官がやってきて、中隊隊長を即、解放する。尋問していた人物は青ざめ凍り付く。
上官は、この人が誰かと聞いて”卒倒するなよ”(笑)。聞き漏らすな!北朝鮮総政治局長の息子であらせられるお方じゃ、頭(ず)が高い!。
ドラマは、北のエリート軍人と南のセレブが恋に落ちる、スリル満点のロマンチック・ラブコメディ(=ロマコメ)。大財閥の令嬢で、アパレル業界で成功している実業家のセリ(ソン・イェジン)が、ある日、趣味のパラグライダーを楽しんでいると、突風にあおられて軍司境界線を越え、北朝鮮側に不時着してしまった。山の中でセリを見つけたのは、北朝鮮軍の特級将校(ヒョンビン)。ジョンヒョクはセリをかくまう事になる。
■主演の二人:
リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)
北朝鮮総政治局長の息子で、 現在北朝鮮の人民軍第5中隊隊長。特級将校。才能のあるピアニストだったが、軍人であった兄の死をきっかけに軍人になった。一見冷たく感じるが、本当は優しい温かい心の持ち主。
ユン・セリ(ソン・イェジン)
財閥クィーンズグループの娘でファッションブランド「セリーズチョイス」のCEO。才色兼備のセレブなのに、破天荒で明るい性格。パラグライダーで突風に巻き込まれ北朝鮮に不時着してしまう。
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10年前に南(韓国)ではやったドラマを北ではようやく見ているといった状態。北にはインターネットはなく、電話も一部の人が”移動電話”を持つ程度。南の炊飯器を隠し持っている家では、保安部に発見されると大変。「モチモチ」ご飯が食べられると、炊飯器を、袖の下で渡すのだが・・・。北では、子供たちも、小さいころから”北式”教育を受けている。監視社会が徹底していて怖っ。