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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ファースト・マン」(2018)。1年前に見ていたことを忘れ再見。

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忍びよる「物忘れ」症候群か(笑)。DVDで「ファースト・マン」(2018)をみて、さて、記事をアップしようかと思って、たしか予告編の記事くらいは書いたっけと思って自身のブログ内で「検索」したら、2019年9月に”がっつり”と鑑賞記事を書いていた!

fpd.hatenablog.com

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いいたいことはほぼ書いてあった(笑)。

改めて見て、男は夢を追いかけて、そのために全力を傾けるが、家族にして見たら、万一のことがあったら残された家族はどうするのか、と不安で仕方がない。主人公の飛行士家族の隣人である一家も主が宇宙飛行士の一家。

近所づきあいをしている中、その隣人の飛行士がジェミニ計画の宇宙飛行で命を落としてしまう。「隣人のパットには父親がいなくなったのよ」というニールの妻。子供たちに同じ悲しみを与えるというのか。

二―ル・アームストロングの妻は、黙々と荷造りをする夫に問う。無事に帰還できる確率はどのくらいか。子供たちに黙って家を出ていくというのか。子供たちにはっきりと説明してと迫る妻。

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妻、子供たちの前で、アームストロングが子供の「帰れない可能性もあるのか?」という直球の質問に「ある」と答える二―ル。このあたりのシーンは、胸に突き刺さる。

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1960年代の米ソの対立は、冷戦時代といわれたが、宇宙開発競争では、ソ連がややリードしていた時代。アメリカのNASA(航空宇宙局)では、宇宙へのロケット発射計画(ジェミニ計画)で成功できずにいらだちもあった。そんな中、1969年7月に月面着陸という人類未踏の快挙を達成したのだった。

当時、世界40か国で同時中継され5億人以上がテレビにくぎ付けになったといわれ、日本でも、大変な盛り上がりだった。NASAアポロ11号の飛行士との会話が中継され、日本では、伝説ともなった同時通訳者の西山千氏見事な同時通訳が感動的だった。

西山千(1911年9月12日ー2007年7月2日)は、日本における同時通訳者の草分け的存在。アメリカ・ユタ州ソルトレイクシティでに日本人の両親のもとに生まれ、アメリカ国籍を持つ日系アメリカ人として、家庭で派日本語、学校では英語を使いバイリンガルとして育っている。リチャード・ニクソンロバート・ケネディジョン・グレンなど、来日する要人の通訳を務めることもよくあった。「アポロ11号」の同時通訳で広く知られることとなった。

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人類が月に第一歩を記してから50年。2年前の2018年9月18日米ロケット企業SpaceX(スペースX)は、2023年以降に初飛行を開始する目標の民間月旅行の計画と、最初の搭乗客が、日本のファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」スタートトゥデイの前澤友作社長であることを発表。

その後の経過はわからないが、宇宙旅行が実現すると、9人乗りで、1人の費用は20~30万ドル(2,200万円~3,300万円)という。安いか高いか。3億円の宝くじが当たれば、1割で行けるので検討の余地はありそうだ(ない・ない・ない)。