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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「ライフ」(2017)</span>



ライフ」(原題:LIFE、2017)を見た。MOVIXさいたま(朝9:00~)。

未知なる生命体の調査のために世界各国から集められた6人の宇宙飛行士たちが直面する恐怖を描いたSFスリラー映画。監督は「デンジャラス・ラン」「チャイルド44 森に消えた子供たち」のダニエル・エスピノーサ


舞台はほとんどが国際宇宙ステーションISS)内で、その地上から約400km上空に建設された巨大な有人実験施設で、未知の生命体に襲われる「密室パニック」をダイナミックに描く。

タイトルがシンプルで「命」なのか「生活」なのかタイトルからはうかがえないが、似たようなタイトル(「LIFE!」など)がたくさんあり、サブタイトルが必要だったかもしれない。

出演は「ブロークバック・マウンテン」「ゾディアック」のジェイク・ギレンホール、「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」のレベッカ・ファーガソン、「あなたは私の婿になる」のライアン・レイノルズ、「ラスト・サムライ」「たそがれ清兵衛」の真田広之、ほかにアリヨン・バカレオルガ・ディホヴィチナヤなど。
 
・・・
デヴィッド・ジョーダン博士(ジェイク・ジレンホー)など6人の宇宙飛行士がインターナショナルスペース・ステーション(ISS)で火星からの土壌サンプルに未知の生命が存在するかどうかを調べるミッションを遂行していた。







火星からの土壌サンプルの受け取りの緊迫した場面から映画はスタート。
システムエンジニアのロイ・アダムス(ライアン・レイノルズが宇宙空間にでて巨大アームでサンプルポッドをキャッチする緊迫シーンは無事に成功。
 
早速土壌サンプルの解析を始め、アメーバーのような微生物を発見することに成功した。その発見は地球でも大騒ぎとなり、ニューヨークと中継でつながれたイベントで小学生からその生命体は「カルバン」と名付けられ
 
日に日に成長するカルバンは動きを見せるようにもなり、生物学者のヒュー・デリー博士(アリヨン・バカレ)の指の動きにも反応するようにな
 
しかし研究スペース内で大気制御エラーが起こり、カルバンは睡眠状態にはいってしまう。ヒュー・デリーは電気ショックを利用して正常状態に戻そうとする



数度の電気ショックでカルバンは再び動き出すようになが、ヒューに対して敵意を剥き出しにし、ヒトデのような体をヒューの指に絡みつかせ、指の骨を折るのだった
 
その後、密封容器から抜け出し、研究スペースに飼われていた実験用のマウスを捕食、さらに大きくな地球以外で発見された唯一の生命体(ライフ)はどのような行動をとるのか。宇宙飛行士たちの運命はいかに・・・。
 
・・・
映画は、予告編でたびたび語られていたように、すべてのものを食いつくし壊してしまう力があり、その恐怖と宇宙飛行士との戦いが、限られた密室で展開される。
音楽も、緊張感を盛り上げるサスペンスタッチの音楽で印象的だった(ドルビー・アトモスの大音響)。

場面はほとんどが、というより最初から最後まで宇宙ステーションの中だけという密室内だけという密室サスペンス。その点では「ゼロ・グラビティ」と同じ。地球外生物を乗組員は駆除できるのか。また宇宙飛行士らは、自らの命を守れるのか・・・。
 
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見どころは、密室空間での浮遊シーンと、地球外生物との格闘、意外なラストなど。
異形の生物と、その動きなどは気持ちが悪くなるほどで未知の生物が地球に足を踏み入れてしまうと、人類は滅びかねないという恐怖を描いている。
そして、その映画のラストというのが衝撃的で・・・。


真田広之
は、ハリウッド俳優として、完全に映画に溶け込んでいる。
近年「オデッセイ」「メッセージ」などの宇宙関連映画が多いが、必ずしも成功しているとは言えない。好みでないからか「ライフ」も重苦しさで、ウーンだった。(追加:「ゼロ・グラビティ」は途上人物がほぼ一人なのに、息つくひまもなく感動)。


 









予告編


主な登場人物:
●デヴィッド・ジョーダン博士: ジェイク・ジレンホー
  メディカル主任担当、アメリカ人。
ミランダ・ブラッグ博士: レベッカ・ファーガソン
  メディカル・検疫担当、イギリス人
●ロイ・アダムス: ライアン・レイノルズ
  システムエンジニア担当、アメリカ人
●ショウ・ムラカミ: 真田広之
  宇宙ステーションパイロット担当、日本人
●ヒュー・デリー博士: アリヨン・バカレ
  生物学者。イギリス人。足が麻痺している。
●カテリーナ・ゴロフキン: オルガ・ディホヴィチナヤ
  このミッションのリーダー、ロシア人。

★★ (タイトルだけでなく、内容も、”なんだかなぁ~”というものだった!)。


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