前々から気になっていた「ウエスト・サイド物語」のリメイク「ウエスト・サイド・ストーリー(原題)」(原題:West Side Story)。特に新しい情報は見新たないが、日本では、年末12月(アメリカは12月18日)に公開される予定のようだ。監督はスティーヴン・スピルバーグ。すでに昨年10月にクランクアップしている。
ニューヨークの下町を舞台に、若者たちで構成される2つの敵対グループの抗争や愛を描く「ウエスト・サイド物語」。
スピルバーグ版には、映画「ベイビー・ドライバー」で、ベイビー役を演じた俳優アンセル・エルゴート(写真)や、マリア役に抜擢されて映画デビューを飾る新人女優のレイチェル・ゼグラーなどが出演。新人レイチェルは映画が映画だけに、この大きな大役を得て、スターになるかもしれないという記事を以前に書いたことがある。
オリジナルでアニタ役を演じ「アメリカ」を歌っていたリタ・モレノ(アカデミー賞助演女優賞受賞)が、今回なんと製作総指揮を担当している。出演もしている。アニタ役にブロードウェイミュージカルでトニー賞助演女優賞にノミネートされたアリアナ・デボーズ。「シャーク」のリーダーでマリアの兄ベルナルド役には「ビリー・エリオット」ビリー役でトニー賞受賞したデビィット・アルヴァレス。
「シャーク」のチノ役にはジョシュ・アンドレス、シュランク警部補役にはコリー・ストールなど50人以上の俳優、歌手、ダンサーなどがキャスティング。
”世紀の名作”をリメイクするとは…という気もしないではないが、スピルバーグ監督なら、新たな記憶に残るWSSを作ってくれそう。この映画の魅力は何といってもダンスと音楽。
■キャスト:
トニー:アンセル・エルゴート
マリア:レイチェル・ゼグラー
ベルナルド:デヴィッド・アルヴァレス
チノ:ジョシュ・アンドレス
シュランク警部補:コリー・ストール
ヴァレンティナ:リタ・モレノ
クラプキ巡査:ブライアン・ダーシー・ジェームズ
ヴェルマ:マディー・ジーグラー
■関連記事: