昨日の午後、NHKBSプレミアムで「テキサスの五人の仲間」(原題:A BIG HAND FOR THE LITTLE LADY、1966)が放送されていたので、再見した。何度見てもおかしく、膝を打つほど面白い。
内容は、以前の記事で詳しく書いているので、興味ある人は見てください。
こちら:
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このブログの「どんでん返し映画」投票では34位にランクイン(トップ10でもいいような。笑)
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何が素晴らしいかって、まずストーリーのテンポの良さ。無駄がない。年に一度の大博打(ギャンブル)のポーカーゲームに集まる5人の男。ほう、タイトルの五人の仲間か。違~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~う!?
ポーカーゲームが始まる頃、馬車で夫婦と子供一人がふらりとポーカーゲームが開かれているバーのある宿にやって来る。バーで飲んでいるカウボーイたちの目に飛び込んでくるのが一家の中でもひときわ美貌が目立つ婦人だった。
バーでざわついているので、一家の主が「何かやっているんですか」と聞くと「年に一度のポーカーゲームがある」のだという。数千ドルの札束がカウンター越しの裏でチップに変えられる場面を目撃するその男。目の色が変わる.どうやらこの男はギャンブルに目がないらしい。子供まで、その札束に目を釘付にする。
ギャンブル好きの夫をたしなめる妻の一声。「あ・な・た!(ダメよ!)」。やり取りを聞いている周りの男たち。しっかりモノの奥さんと、ギャンブル好きのダンナ。「よくできた奥さんだな」
「あ・な・た!」とたしなめる奥さん。
この善良そうな家族は実は・・・。
”通りがかりの一家”と談笑する銀行のオーナー。
すべての「大芝居」を仕組んだのは、過去に「ポーカーゲーム」で大損をした銀行オーナーだったのだ。通りすがりの一家は、○○(=家族)でもなく、子供も赤の○○(=他人)だった(←反転)。
スカッとさせられる痛快な映画。