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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★7月期ドラマも佳境に(「ノーサイド・ゲーム」「あなたの番です-反撃編-」)。

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7月期のドラマでは「ノーサイド・ゲーム」(TBS系)と「あなたの番です-反撃編-」(日テレ系)の2本だけは継続してみている。
 
偶然だが、どちらも日曜日の放送。
ノーサイド~」が9時から10時。「あな番」は30分遅い10時30分~11時30分の放送。「あな番」は遅いので、翌日以降「見逃し配信」で見ることが多い。
 
ノーサイド」は、TBSの最重要時間帯で、これまでの「半沢直樹」「ルーズベルト・ゲーム」「陸王」などの時間帯。その時間帯で、初回など拡大放送枠があることを見越してか、「あな番」はなんと10:30分から放送。
 
■「ノーサイド・ゲーム」。
池井戸潤原作なので、闘う男たちが熱い。大泉洋が熱血漢を演じる。
女優陣もいい。妻役の松たか子がさすが。「本社に戻ることを断った」とラグビーの優勝を優先すると告げた時に、強く反論されると思ったら、妻は「やるからには勝ちなさいよ!」と叱咤するのだった。
 
ラグビー選手が通う居酒屋の女将などは、選手が負けて意気消沈していると「バカはバカらしく、落ち込んでいるんじゃないよ」など威勢がいい。選手から「バカ、バカと言わないで」と明るさを取り戻す。
 
サッカーや野球と比べると人気、競技人口などで見劣りがするラグビーがテーマ。ただ今年は「ラグビーワールドカップ」が日本(埼玉県熊谷市)で開催されるので、タイムリーではある。ドラマの中で、プラチナリーグの試合会場となるトキワスタジアムとして、熊谷ラグビー場がロケ地に使われている
 
ノーサイド・ゲーム」の舞台はトキワ自動車。経営陣は、毎年14億もの予算で成績も悪く売上にも貢献しないとして廃部を支持。唯一、社長と新たに就任したGMだけが、弱小チームを優勝させて生き残りを目指す。
 
前年なんとか2位になったが、優勝しない限りは2位も3位も同じ。
優勝を懸けた最後の年にチャレンジすることになるアストロズの運命はいかに・・・。
 
トキワ自動車の社長役に、懐かしや、西郷輝彦
”♪星のフラメンコ~♪””好きなんだけど、離れてるのさ~♪” そして、今回(第6話)、日本のラグビー界のドン・富永役として橋幸夫が登場!”♪炎のように燃えようよ♪ 恋をするなら、愛するならば♪”
 
御三家のうちの2人が出てきた!御三家のもうひとり、舟木一夫は出てこない(笑)。
 
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 ■「あなたの番です-反撃編-」。
4月期の「あなたの番です」から、2期連続のドラマとなり、NHKの朝ドラ並みに半年に渡ることになる。失敗するか成功するか大きな賭けのようなもの。
 
登場人物は、変人・奇人ばかり。マンションの住人による遊び感覚の「殺人ゲーム」が現実となり、疑心暗鬼の住人たち。
 
こういったミステリーはもっともまともに見られる人物が犯人だったりする。
ネットもああだこうだと予想が活発らしい。製作者側の意図的なミスリードもあり、目が離せない。
 

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登場人物が多いので、名前と部屋番号が、毎回出てくるが、全体を理解するには時間がかかる。住人とともに、怪しい人物も出入りしており、ますます複雑化している。イメージ 3

なかでもストーカー女で、ほかのカップルの間に割り込む性分の奈緒怪演が不気味。粘着体質というのか、相手に嫌われても不気味な笑いで意に介さない。
 
それぞれが何らかの秘密や謎を抱えており、毎回、消化不良が続く。
内容が暗く、殺人事件がこれでもかと続くので、いい加減うんざりだが、見続けないことには真相にたどり着けないので見てしまう。