2クール、半年連続で放送されているドラマ「あなたの番です」の後半ドラマ「あなたの番です -反撃編-」の19話が先日放送されたが、そのラストシーンは、誰もがあっという、思わず”目を疑う”展開だった。視聴者はそのまさか・まさか・まさかx100の衝撃の展開に騒然としたに違いない。
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手塚翔太(田中圭)とともに連続殺人の謎を追っていた大学院生・二階堂忍(横浜流星)の行動が、驚きの展開を見せたからだ。
二階堂(横浜流星)が複数の犯人の可能性のある人物の情報を打ち込み構築してきたAIが、ついに89%という高信頼度の分析結果をはじき出した。
AIが黒幕とみなしたのは…202号室に住む黒島沙和(西野七瀬)だった。
黒島に疑いの目を向ける翔太(田中圭)に対し、黒島と付き合い始めた二階堂はかばうような言動を繰り返す。
対立する翔太と二階堂。しかし、次々と明らかになっていく事実はことごとく黒島真犯人説を裏付けていく…。
そんな展開を見せていた第19話ラスト、目を疑うような出来事が起こった。
赤池夫妻(峯村リエ・徳井優)や児嶋佳世(片岡礼子)、手塚菜奈(原田知世)ら“笑う遺体”を殺した可能性がある人物数人に“挑発状”を送りつけ、真犯人をおびき出す作戦を練った翔太と二階堂。
待ち合わせ場所にスカイツリーの見えるホテルを指定し、黒島沙和(西野七瀬)と尾野幹葉(奈緒)、住民の西村(和田聰宏)、江藤(小池亮介)らのポストに手紙を投入した。
そして、約束の時間。2人が待ち伏せるホテルの部屋をノックし、入ってきたのは…尾野だった。扉を開けた翔太を見て驚がくの表情を浮かべる尾野。
するとその時、二階堂が翔太のバックをとり、チョーク(羽交い締め)を決めた。息ができず、声も出ない翔太。二階堂は尾野に「ありがとう」と言葉をかけ、翔太の首を締め上げた…。
なに、このラスト30秒の衝撃の展開は?
案の定、ネット上では、混乱の声が相次いだようだ。
19話まで、真犯人を明かさず引っ張ってきた連続ドラマもめずらしい。最も犯人らしくない人物が犯人というということで黒島沙和犯人説が飛び交っていて「確定」の声も。AIが示したとおり黒島が犯人なのか、あるいは、尾野と二階堂がグルだったのか・・・。8日の最終回(20話)で明らかになる。
バディとして犯人探しをしていた二階堂が黒幕なのか?
1クール3ヶ月が常識のドラマで、あえて連続2クールに仕上げて放送したが、視聴率は尻上がりに上昇しているようだ。
果たして・・・。