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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★「ゴールデン・グローブ賞」のノミネート作品発表。日本勢も2作品。




映画賞レースの季節到来。
中でも、アカデミー賞の前哨戦というのが耳タコの「ゴールデングローブ賞」の候補(ノミネート)作品が発表となった。ハリウッド外国人映画記者協会の会員の投票により選定されるのがゴールデン・グローブ賞(通称GG賞)。
 

最多ノミネート作品は
バイス(VICE)
カメレオン俳優ともいわれるクリスチャン・ベール写真)が、ジョージ・W・ブッシュ大統領の政権下で活躍した「アメリカ史上最も権力を持った副大統領」と言われるディック・チェイニーに扮した社会派エンターティメント。
 
バイス」は主要部門であるドラマ部門の監督賞、脚本賞やミュージカル/コメディ部門の主演男優賞を含む6部門にノミネートされた
 
            ブラッドリー・クーパーレディー・ガガ
シンガーのレディー・ガガが主人公を演じたリメイク作品アリー/スター誕生」は、俳優のブラッドリー・クーパーが監督・主演を務め、ドラマ部門で作品賞、監督賞、主演男優賞、主演女優賞ほか、主要5部門全てに選出され、ドラマ部門最多ノミネートと大健闘。
 
 
このほか「ボヘミアン・ラプソディ」は、日本でも大ヒット中のロックバンド、クイーンのリードボーカルフレディ・マーキュリーの軌跡を追った映画2部門、マーベルのヒーロー映画ブラックパンサー」は、世界中で社会現象的ヒットを記録したが、3部門にノミネートされている
 
 
日本未公開作品では、ディズニー実写版映画メリー・ポピンズ・リターンズスパイク・リー監督最新作ブラック・クランズマンがそれぞれ4部門、ベネチア国際映画祭で銀獅子賞と女優賞のダブル受賞を果たしたエマ・ストーン出演作女王陛下のお気に入りも4部門5ノミネートを果たした。


日本勢では是枝裕和監督の万引き家族外国語映画賞に、細田守監督の未来のミライがアニメーション作品賞にノミネートされた。こちらにも期待が高まる。
 
ドラマ部門
■作品賞
アリー/スター誕生
ブラック・クランズマン
ビール・ストリートの恋人たち
 
■女優賞
グレン・クローズ(「天才作家の妻-40年目の真実-」)
メリッサ・マッカーシー(「キャン・ユー・エヴァー・フォギヴ・ミー?(原題)/ Can You Ever Forgive Me?
レディー・ガガ(「アリー/スター誕生」)
ニコール・キッドマン(「デストロイヤー(原題)/ Destroyer
ロザムンド・パイク(「ア・プライベート・ウォー(原題)/ A Private 
 War
 
■男優賞
ブラッドリー・クーパー(「アリー/スター誕生」)
ウィレム・デフォー(「アット・エターニティズ・ゲート(原題)/ At 
 Eternity’s Gate
ジョン・デヴィッド・ワシントン(「ブラック・クランズマン」)
ルーカス・ヘッジズ(「ボーイ・イレイスト(原題)/ Boy Erased
 
コメディ/ミュージカル部門
■作品賞
グリーンブック
メリー・ポピンズ リターンズ
バイス
 
■女優賞
エルシー・フィッシャー(「エイス・グレイド(原題)/ Eighth Grade
 
男優賞
リン=マヌエル・ミラン(「メリー・ポピンズ リターンズ」)
ロバート・レッドフォード(「ジ・オールド・マン&ザ・ガン(原題)/ 
 The Old Man & The Gun
ヴィゴ・モーテンセン(「グリーンブック」)
ジョン・C・ライリー (「スタン&オリー(原題) / Stan & Ollie
 
レジーナ・キング(「ビール・ストリートの恋人たち」)
 
ティモシー・シャラメ(「ビューティフル・ボーイ」)
マハーシャラ・アリ(「グリーンブック」)
リチャード・E・グラント(「キャン・ユー・エヴァー・フォギヴ・ミー?(原題) / Can You Ever Forgive Me?)
アダム・ドライバー(「ブラック・クランズマン」)
 
■アニメ作品賞
犬ヶ島
シュガー・ラッシュ:オンライン
スパイダーマン:スパイダーバース
 
ガール(原題)/ Girl(ベルギー)
ネバー・ルック・アウェイ(英題)/ Never Look Away(ドイツ)
ROMA/ローマ(メキシコ)
万引き家族(日本)
カペルナウム(原題)/ Capernaumレバノン
 
■監督賞
アダム・マッケイ(「バイス」)
アルフォンソ・キュアロン(「ROMA/ローマ」)
ブラッドリー・クーパー(「アリー/スター誕生」)
スパイク・リー(「ブラック・クランズマン」)
ピーター・ファレリー(「グリーンブック」)
 
アダム・マッケイ(「バイス」)
バリー・ジェンキンズ(「ビール・ストリートの恋人たち」)
ニック・ヴァレロンガ&ピーター・ファレリー&ブライアン・クリー(「グリーンブック」)
アルフォンソ・キュアロン(「ROMA/ローマ」)
デボラ・デイヴィス&トニー・マクナマラ(「女王陛下のお気に入り」)
 
■作曲賞
犬ヶ島
メリー・ポピンズ リターンズ
 
■主題歌賞
「オール・ザ・スターズ」(「ブラックパンサー」)
「ガール・イン・ザ・ムービーズ」(「ダンプリン’(原題)/ Dumplin’
「レクイエム・フォー・ア・プライベート・ウォー」(「ア・プライベート・ウォー(原題)/ A Private War
「シャロウ」(「アリー/スター誕生」)
「リベレーション」(「ボーイ・イレイスト(原題)/ Boy Erased
 
年明けに、結果が発表になるが、その結果がアカデミー賞の動向にも影響を与えそうだ。
 
  
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