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<span itemprop="headline">★アラン・ドロンとJ.P.ベルモンドが日本の新聞に「全面広告」で登場!</span>



今朝、新聞の全面広告を見て、”あっ”と驚いた人が多かったに違いない。
そのことを教えてくれたのはブログ友のsadaさんsadaさん「およょ~」と感涙にむせんだらしい(笑)。さっそく、近くのコンビ二で新聞を購入。

それは驚きますね。
何といっても、フランスを代表する名優アラン・ドロン(82)とジャン=ポール・ベルモンド(84)が肩を組んだ写真の広告が載っているとは!。

この広告は、出版社・宝島社の2018年企業広告「世界は、日本を待っている」ドロンとベルモンドがメッセージを寄せ日本を元気づけるため、熱い思いを込めた言葉を贈っているというもの

アラン・ドロンは、1960年に太陽がいっぱいで一躍世界的スターとなった。
以来、日本で「ハンサム」「美男子」の代名詞となるほど女性から人気を集めた。女性ファンだけでなく男たちも、fpdも含めてドロンの映画を見て、劇場を後にしたときは、ドロンになったような気分になったものだ。


             太陽がいっぱい」(魚市場を歩く20代のドロン

ドロンは、昨年にデビュー60周年を迎えても、いまだに輝きは陰ることはなく、時代を超えた存在感を放っている。

一方ベルモンドは、ジャン=リュック・ゴダール監督の勝手にしやがれ(1957)に主演してヌーヴェルヴァーグ旋風に乗り、瞬く間に国際的スターに成長。フランスを代表するおしゃれでクールな紳士は、いまもトップスターとして世界中から愛されている。

           「勝手にしやがれ」の20代のベルモンドジーン・セバーグと)

同時代に生きた名優として映画で共演し、プライベートでも親交のある2人が、遠く離れた日本の出版社の広告にそろって登場したのだ

ドロンは「ジャポン(日本)は、自信をもって世界をリードすればいいのに。ジャポンが元気だとみんなが刺激を受けるよ。もちろん僕たちもね」
ベルモンドも「その深くて大きい精神性にも、美意識にも、私は誉れと友情を感じている。さあ、ともに胸を張って進もう!」と、日本人に誇りを取り戻させるような魂の込められた言葉を贈った。


              30代の脂ののった時代のドロンとベルモンド。

アラン・ドロンとジャン=ポール・ベルモンドは「ボルサリーノ」(1970)で共演しているが、共に60代になってから「ハーフ・ア・チャンス」(1998)でも共演を果たしている。


                      こちら60代での共演。

宝島社は、今回の広告の狙いについて「いまや経済大国となった日本ですが、昨今、欧米の合理性を追い求める余り、自らの手で、その“モノづくり文化”を傷つけ、自信を失いつつあるように感じられます。日仏友好160周年記念ジャポニズム2018がパリで開催される年のはじめに、フランスを代表する2人の名優のメッセージを届けて、あらためて日本文化の粋について考えるきっかけになれば幸いです」と説明する。

同社は、これまでも多くの人々の記憶に残る企業広告を制作し、多数の賞を受賞。今回の広告も大きなインパクト与えており、各方面で話題を呼びそうだ。
 
5日の朝日・読売・毎日の全国版朝刊と日刊ゲンダイ全国版に掲載されている。


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