テレビアニメ「サザエさん」(フジテレビ系)は、1969年から放送されてきた長寿番組。今年で放送49年目を迎え、世界で最も長く放映されているテレビアニメ番組としてギネス世界記録を保持している番組である。
48年間スポンサーだった東芝が、このほど降板を正式に発表した。
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「サザエさん」は、アポロ11号が史上初の月面着陸を達成した1969年の10月に、東芝の1社提供として放送がスタート。家電市場が頭打ちになった1998年に1社提供を終了したものの、48年にわたってCMを提供。
これはアニメ歴代視聴率3位。“国民的な人気番組”として、アニメとしては驚異の数字である視聴率2桁をマークしてきた「サザエさん」だが、2016年からは1桁台も増加。視聴率的に苦戦を強いられているという。
ちゃぶ台を囲んでの大家族の光景は昭和そのもの。
「サザエさん」が支持されてきた理由として、“いつまでも変わらない”普遍性にあるという。その“普遍性”を支えてきたのが東芝という。黒電話に昔ながらの家電製品。世の中は、携帯電話、スマホなどに変化しても、昭和の“変わらない日常”が描かれてきた。
人気番組のCM枠は引く手あまたといわれる。
一方で、内容に口出ししないことが好調の原因と言われる。
原作者への配慮も含め、ナショナルクライアント(全国規模の大手ブランド)以外は考えられないと言われるだけに、果たして、どの企業がスポンサーになるのか注目される。
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