「特攻野郎Aチーム The Movie」(原題:The A-Team、2010)を見た。
タイトルにThe Movieとあるように、1980年代にヒットしたテレビドラマのリメイク。「ミッション・インポッシブル」並みのド派手なアクションがみどころ。
戦略家のハンニバル(リーアム・ニーソン)をリーダーにした特殊部隊Aチーム4人が意外な形で出会い、やがてさまざまなミッションを成功させてきた。あるとき彼らは偽ドル紙幣の原版をイラクのバグダッドで奪還するが、その後の混乱に巻き込まれ、CIAなどから犯人扱いされてしまう。濡れ衣を着せられたAチームが、名誉挽回をかけて世界を飛び回り悪を追い詰めていくのだが・・・。
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トラック(大型トレーラー)をヘリコプターで運んだり、落下中の戦車でUAV(無人航空機)と空中戦を繰り広げたり、ビルの壁をロープで移動しながら、銃撃戦があるなど、スーパーマンもびっくりのアクションが続く。生死の危険も顧みず、「ショウタイムだ!」といった決まり文句で、お遊び感覚のノンストップアクションは、見所ではある。
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(ストーリー)1年前。特殊部隊のメンバーから結成されたAチームの面々が、何者かの謀略により無実の罪で逮捕された。だがリーダーの“ハンニバル”ジョン・スミス大佐(リーアム・ニーソン)は、刑務所から脱獄、部下の“フェイス”テンプルトン・ペック中尉(ブラッドリー・クーパー)、B.A.バラカス軍曹(クイントン・“ランペイジ”・ジャクソン)、マードック(シャルト・コプリー)と合流する。
かくして復活したAチームは、無実を証明するために行動を開始。
ハンニバルが編み出す荒唐無稽な作戦のもと、当局の追跡をかわしながら、自分たちの名誉を汚した黒幕に迫っていく。
フェイスの元恋人でありながら、4人の逮捕に執念を燃やす国防犯罪調査局のキャリサ・ソーサ大尉(ジェシカ・ビール)や、謎のCIA捜査官リンチ(パトリック・ウィルソン)との策略合戦が火花を散らす・・・。
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ブラッドリー・クーパーは、「ハングオーバー」シリーズの他、最近では「世界にひとつのプレイバック」で注目され「アメリカン・ハッスル」「アメリカン・スナイパー」では主演し活躍が続いている。
パトリック・ウィルソンは「オペラ座の怪人」などで知られるが「ヤング≒アダルト」や「特攻野郎Aチーム」などを見ると、往年のポール・ニューマンを彷彿とさせるようなルックス。
「特攻野郎Aチーム」はあとには残らないが、気楽に見るにはいいかもしれない。
監督:ジョー・カーナハン
出演:リーアム・ニーソン、ブラッドリー・クーパー、クイントン“ランペイジ”ジャクソン、シャールト・コプリー、ジェシカ・ビール、パトリック・ウィルソン
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