アカデミー会員資格としては「長年、劇場用映画の世界で活動し優れたことを達成してきた人物」が挙げられている。
実は昨年の新会員発表前にロサンゼルス・タイムズ(L.A.TIMES)紙が記事にした「アカデミーが新会員に考慮すべき100人」の中には、北野武らとともに名前が挙がっていたが、昨年は北野武(監督)、種田陽平(「キル・ビル」のデザイナー)等は会員となったが、菊地凛子などは漏れていた。
今年新会員になったメンバーとしては、遅すぎるくらいではというベテラン俳優もいる。シャルロット・ゲンズブール、モニカ・ベルッチ(写真)などである。
従来6,000人程度だったアカデミー会員数は、8,000人を超えることになった。
米映画界最大の祭典「アカデミー賞」で、賞の投票をする米映画芸術科学アカデミー会員に、昨年は日本人が一気に13人加わった。これは、アカデミーが白人中心の会員比率(推定約80%)の是正を迫られていたことが背景にあるとされる。
従来は衣装デザイナーのワダ・エミや俳優の渡辺謙など、受賞者や候補になった人物が会員になるケースが多かったが「白人が多すぎる」という批判・反省から、非白人系が多くなったとみられる。
将来的には、白人比率を60%程度に抑え、非白人(マイノリティ含む)を40%程度に引き上げる考えのようだ。
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