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★アカデミー新会員に、真田広之、三池崇史、菊地凛子の日本人3人。

 
米アカデミーの新会員に俳優部門では、
真田広之菊地凛子が、監督部門では、三池崇史が招待された28日(米現地時間、日本時間29日)に発表があった
 
アカデミー会員資格として「長年、劇場用映画の世界で活動し優れたことを達成してきた人物」挙げられている。
 
実は昨年の新会員発表前にロサンゼルス・タイムズ(L.A.TIMES紙が記事にした「アカデミーが新会員に考慮すべき100人」の中には、北野武らとともに名前が挙がっていたが、昨年は北野武(監督)、種田陽平(「キル・ビル」のデザイナー)等は会員となったが、菊地凛子などは漏れていた。
 

新会員は、今年は、昨年の683人をさらに上回る774人(ただし、複数部門で招待された30人も、のべで数えられている)と増えた。
 
今年新会員になったメンバーとしては、遅すぎるくらいではというベテラン俳優もいる。シャルロット・ゲンズブールモニカ・ベルッチ(写真)などである。
 
従来6,000人程度だったアカデミー会員数は、8,000人を超えることになった。
 
米映画界最大の祭典アカデミー賞で、賞の投票をする米映画芸術科学アカデミー会員に、昨年は日本人が一気に13人加わった。これは、アカデミーが白人中心の会員比率(推定約80%)の是正を迫られていたことが背景にあるとされる
 

日本人で昨年会員になったのは、
北野武のほか仲代達矢、監督の是枝裕和黒沢清(写真)河瀬直美など。どちらかといえばカンヌ映画祭に関係が深い監督らが多い。
 
従来は衣装デザイナーのワダ・エミや俳優の渡辺謙など、受賞者や候補になった人物が会員になるケースが多かったが「白人が多すぎる」という批判・反省から、非白人系が多くなったとみられる。
 
将来的には、白人比率を60%程度に抑え、非白人(マイノリティ含む)を40%程度に引き上げる考えのようだ。
 
アカデミーの日本人は、一昨年までは渡辺謙滝田洋二郎(「おくりびと」監督)の二人だけだったが、昨年の13人と今年の2人を加えて合計17人となった。過去には故・黒澤明故・勅使河原宏(監督)、ワダ・エミ(衣装デザイン、80歳で存命)などがいた。
 
 
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