日本人監督作品としてカンヌ国際映画祭・批評家週間部門に出品されるのは、吉田大八監督作品「腑抜けども悲しみの愛を見せろ」以来、10年ぶり。先日の22日(月)(現地時間)午前に寺島しのぶ、ジョシュ・ハートネット、平敦子監督らが舞台挨拶に登壇した。
目の前で電車の飛び込み自殺を目撃してしまう。惨事の余韻から抜け出せないまま、仕事に就く節子。突然、節子の姪で 若き自由人である美花(21、忽那汐里)から久しぶりに電話があり、話をしたいとランチに誘われる。
姉の綾子(南果歩)に美花には関わるなと散々言われたのだが、それは節子に逆の効果を及ぼすだけ。節子は美花と会う。姪にはなぜか弱い節子。お金に困った美花を助けるはめに。
美花が前払いした英会話クラスを代わりに取り、その受講料を美花に支払うことになる。アメリカ人講師ジョン(ジョシュ・ハートネット)の教える一風変わった英会話教室が始まる。
そんな幸せもつかの間、ジョンは姪の美花と一緒に日本を去ってしまう。自分が置かれた人生に納得ができない節子は、二人を追いかけて、アメリカへ旅立つ決意をする。
しかし、仲の悪い姉の綾子も行くと言い出し、同行することになる。嫉妬、秘密、欲望に満ちた旅の果てに節子が見つけたものとは?
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映画祭のメインとなる「コンペティション部門」で日本人監督によるノミネート作品は、河瀬直美監督「光」。20年ぶりとなる日本映画によるカンヌ受賞への期待感が高まっている。発表と授賞式は映画祭の最終日28日。
「光」は、視力を失いかけているカメラマン・雅哉(永瀬正敏)とバリアフリー映画のモニター会で音声ガイドを作成する美佐子(水崎綾女:みずさきあやめ)が、衝突しながらも互いへの理解を深めていくラブストーリー。
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「光」がノミネートされている部門のパルムドール賞(最優秀作品賞)の行方は気になる。
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