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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★「第75回ゴールデン・グローブ賞」決定。作品賞は「スリー・ビルボード」。

          「第75回ゴールデン・グローブ賞」会場風景。
 
アカデミー賞の前哨戦として注目されていた「第75回ゴールデン・グローブGG)賞」が発表され、マーティン・マクドナー監督・脚本「スリー・ビルボード」が最多4部門を受賞した。GG賞は、ハリウッド外国人記者クラブ(HFPA)が主催
 
フランシス・マクドーマンド主演「スリー・ビルボード」は、米ミズーリ州の田舎町を舞台に、娘を殺された主婦ミルドレッドが、犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、町はずれに巨大な抗議看板を設置するクライムドラマ。
 
 
ドラマ部門で、「スリー・ビルボードは、作品賞(ドラマ部門)を受賞したほか、ミルドレッド役を演じたマクドーマンドが主演女優賞、警察官役を演じたサム・ロックウェル助演男優賞マクドナーが脚本賞を受賞した。
 

 
一方、コメディ/ミュージカル部門では、女優グレタ・ガーウィグが長編初監督を務めた青春コメディ「レディ・バード」が作品賞主演女優賞ギレルモ・デル・トロ監督のファンタジーロマンス「シェイプ・オブ・ウォーター」が監督賞作曲賞と、それぞれ2部門に輝いた。
 
会場は、セクシャルハラスメントや差別、虐待に抗議するため、黒いドレス&スーツ一色に染まった今年のゴールデングローブ賞授賞式。
 
 
例年よりもジョークは控えめで、女性たちの団結、ハリウッドの古い体制を変えていこうという力強いメッセージが印象的なセレモニーとなった
 
第75回ゴールデングローブ賞映画部門の結果は以下の通り。赤字が受賞。
 作品賞(ドラマ)
 スリー・ビルボード
 「シェイプ・オブ・ウォーター
 「ダンケルク
 「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
 「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム(原題)」
作品賞(コメディ/ミュージカル)
 「レディ・バード
 「ゲット・アウト
 「The Disaster Artist」
 「グレイテスト・ショーマン
 「アイ、トーニャ(原題)」
 最高機密文書」
   ヒトラーから世界を救った男
ダニエル・デイ=ルイス「Phantom Thread」
ティモシー・シャラメット「コール・ミー・バイ・ユア・ネーム」
トム・ハンクスペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
デンゼル・ワシントン「Roman J. Israel, Esq.」
主演男優賞(コメディ/ミュージカル)
ティーブ・カレル「Battle of the Sexes」
アンセル・エルゴートベイビー・ドライバー

ジェームズ・フランコThe Disaster Artist
ヒュー・ジャックマングレイテスト・ショーマン
ダニエル・カルーヤゲット・アウト
主演女優賞(コメディ/ミュージカル) 
シアーシャ・ローナンレディ・バード原題)」

マーゴット・ロビー「アイ、トーニャ(原題)」
エマ・ストーン「Battle of the Sexes」
ジュディ・デンチ「Victoria and Abdul」
ヘレン・ミレンロング,ロングバケーション
助演女優賞
ローリー・メトカーフレディ・バード(原題)」
アリソン・ジャネイアイ、トーニャ原題)」
メアリー・J・ブライジ「マッドバウンド 哀しき友情」
ホン・チャウ「ダウンサイズ
オクタビア・スペンサー「シェイプ・オブ・ウォーター
アニメーション映画賞
 「リメンバー・ミー

 「The Breadwinner」
 「ゴッホ 最期の手紙」
 「Ferdinand」
 「ボス・ベイビー
外国語映画賞
 「最初に父が殺された」(カンボジア
 「ナチュラルウーマン」(チリ)
 「女は二度決断する」(ドイツ)
 「The Square」(スウェーデン
 「ラブレス」(ロシア)
作曲賞
 「シェイプ・オブ・ウォーター
 「スリー・ビルボード
 「ダンケルク
 「Phantom Thread」
 「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
主題歌賞
“Home” 「Ferdinand」
“Mighty River” 「マッドバウンド 哀しき友情」
“Remember Me” 「リメンバー・ミー
“The Star” 「The Star」
This Is Me” 「グレイテスト・ショーマン
 
・・・
ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」はノミネートだけにとどまり無冠だった。
ミュージカルの「グレイテスト・ショーマン」は主題歌賞を受賞した。
 
外国語映画賞はドイツ映画で、ダイアン・クルーガー主演の「女は二度決断する」が受賞した。ダイアン・クルーガーは、ハリウッドのほか、フランスなどヨーロッパ映画でも活躍し、英語、フランス語、ドイツ語を操るが、ドイツ語を使った演技に初挑戦し、2017年・第70回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞している。
 
次はアカデミー賞へ!
1月23日にノミネート(候補)が発表となり、3月4日(現地時間)「第90回アカデミー賞」受賞式が開催される。ゴールデン・グローブ賞の作品賞と脚本賞を受賞した「スリー・ビルボード」が一歩リードした格好。果たして・・・。
 
スリー・ビルボード」予告編はこちら↓。
 
かなり衝撃的。
 
 
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