麻生久美子は、この数年では、一番追いかけた女優のひとりだが、まだ半分近く未見作品がある(現在35本鑑賞)。
「カンゾー先生」(1998)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞と新人賞のW受賞で注目されたが、その後はあまり作品に恵まれなかったようだ。一度は女優を辞めようかと思ったようだが、テレビドラマ「時効警察」(2006)でコメディエンヌの才能が開花した。
ミステリー・コメディだが、主人公らの恋愛描写もあり、「脱力系コメディー」と表現されている。その後、続編の「帰ってきた時効警察」も放送された。
第3位は、「シーサイドモーテル」。
コメディエンヌとしてキュートなコールガールを演じたが、共演陣は一癖二癖ある役者ばかりだった。
喫茶店のウエートレスとして採用されるが、外への営業で店のチラシを配布に出かけるが、すべてゴミ箱にポイ捨てして平然としていたり、店では、客寄せにコスプレ衣裳で登場する。店長がデレデレするが、店長の高校生の娘から、止めるようにとカツを入れられる(笑)。
第1位は、なんといっても「夕凪(ゆうなぎ)の街 桜の国」。原作は、一部・二部構成で、主人公は広島原爆の被爆二世の女性。映画では、第二部(2007年の夏)を中心に(※第一部は回想シーンの1つとして)再構成されている。「夕凪の街」と「桜の国」第一部・第二部の3つの話を通して、3世代にわたる家族の物語が繋がっている。
そのほかでは「ガール」「モテキ」、最近の「俳優 亀岡拓次」で、小料理屋の女将を演じているのが味わいがある。
「俳優 亀岡拓次」
出演作品: 65作品中35本鑑賞。
「BAD GUY BEACH」(1995) 「7月7日、晴れ」(1996)
「猫の息子」(1997)
「Danger de mort ダンジェ」(1999)(友情出演)
「セカンドチャンス エピソード1」(1999)
「リング0 バースデイ」(2000)
「ひまわり」(2000) ★★
「風花 kaza-hana」(2001)
「回路」(2001)
「Stereo Future」(2001) ★
「RUSH!」(2001) ★
「0CM4」(2001)
「RED SHADOW 赤影」(2001)
「贅沢な骨」(2001) ★★
「命」(2002)
「ラストシーン」(2002)
「SF Short Films」(2003)
「アイデン&ティティ」(2003) ★★
「伝説のワニ ジェイク」(2004)
「Jam Films2「CLEAN ROOM」(2004)
「夕凪の街 桜の国」(2007) ☆☆☆☆
「怪談」(2007)
「転々」(2007)(友情出演) ★★
「たみおのしあわせ」(2008) ★★
「Beauty うつくしいもの」(2009)
「おと・な・り」(2009) ☆☆☆
「ロック〜わんこの島〜」(2011) ★★
「幸運の壺」 Good Fotune(2012)
「ガール」(2012) ☆☆☆
「ニシノユキヒコの恋と冒険」(2014) ☆☆☆
「ラブ&ピース」(2015) ★★
「俳優 亀岡拓次」(2016) ☆☆☆
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