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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「オールド・ボーイ」(アメリカ、2013)</span>



オールド・ボーイ」(原題:Old Boy、アメリカ、2013)を見たが、原作は日本のコミックで韓国で2003年に映画化され、本作はスパイク・リー監督の韓国版のリメイクとなる。韓国映画オールド・ボーイ」が話題になったことは知っていたので、アメリカでリメイクされるくらいなら見所があるだろうとみてみた。

イルマーレ」や「猟奇的な彼女」など韓国映画のハリウッド・リメイクも結構多い。

・・・
1993年10月。泥酔したジョー・デュセット(ジョシュ・ブローリン)が目を覚ますと、見知らぬ部屋に監禁されていた。何者かが監視しているその部屋では、インスタント食品や餃子などの食事が与えられ、テレビでニュースを見ることも出来た。中には、カップヌードルもあった。


                     気が遠くなるような20年間の監禁生活。
  
壁に埋め込まれたスクリーンでは、ニュースでジョーは、妻が殺害され、自分が容疑者にされていること、幼い娘ミナが養子に出されていることを知る。

ニュースでは、1997年のクリントン大統領の登場シーンに始まり、2001年の「9.11」のツインタワー崩壊の映像、2003年のブッシュ大統領(ずいぶん昔のような気がする)、2013年のオバマ大統領のスピーチのシーンが登場するなどで、20年の歳月が流れたところで、何の前触れもなくジョーは解放されるのだった。

自分は、なぜ20年も監禁され、突然解放されたのか。理不尽な仕打ちに対する激しい怒りが、ジョーを凄絶な復讐へと駆り立てていく・・・。 ”犯人を探し出す!”。

  予告編

ジョーがこれまでに恨みをかったかもしれない人物のリストをもとに、ネットで犯人探しを始める。そして、高校時代の同級生名簿にの中のエイドリアンという人物にたどり着く。エイドリアンは、ある復讐のためにジョーを20年も監禁し、突然開放して、ある事実をジョーの前に明らかにすることで、復讐を完結しようとしていたことがあとからわかる。





エイドリアンを演じたのはシャールト・コプリーという俳優。
表情を殺したクールな男で、エイドリアン役は当初クリスチャン・ベールとやクライヴ・オーウェンコリン・ファースの名前が挙がったが断られたようだが、結果はシャールト・コプリーでよかったとみられている。

ついにエイドリアンが、ジョーの前に現れる。
エイドリアンは、ジョーの娘ミナを預かっている(監禁・拘束)といい、会いたければ、二つの質問に正解を出せという。

一つは「私が何者か」(ジョーは、エイドリアンと突き止めていた)であり、もう一つは、なぜ「20年間監禁したのか」だった。この20年間監禁した理由というのが、驚愕の事実だった。あまりにも衝撃であり、ここでは省く。


                              謎の”傘の女”

監禁されていた個室では、”犯罪ミステリー”という番組は放送されていたが、その番組は、その監禁場所にスタジオがあり、20年間の間、その番組の視聴者は、ジョー
1人に向けられたものだった! 

ジョーの娘ミナは、裕福な家に養子に行き、楽器を習っているという10歳のシーンが映されていたが、これも、ジョーに見せるために、役者が演じていたのだった! そして、ラストの衝撃へ・・・。


                                     餃子から自分を監禁した犯人を求めて・・・。


主人公のジョーというのは飲んだくれで、感情移入は全くできない人物。
高校時代には、一生復讐されるような、軽はずみの行動を起こした人物でもある。

監禁されている間は、白ネズミを相手に孤独を味わうが、復讐することと、娘のミナに会いたい一心で、身体を鍛える。自由になってからは、監禁した人間の周辺の手下などと格闘するが、ジャッキー・チェンかスティーブン・セガールのような、カンフーの達人のように強い。



”監禁ビジネス”というのがあるというのも驚きだが、そのビジネスを取り仕切っているのがサミュエル・L・ジャクソン(写真)。ジョーは、このサミュエル・L・ジャクソンからボスの名前を聞き出そうとしたが、”雇い主”の名は明かさなかった。

映画では、過激なシーンには大きなぼかしのシーンが何度も出てきて不自然だが、そのために米国では「18禁」扱いになっていたようだ。下品で野卑な言葉も多く登場。英語のマザー・ファッカーなどは、場面に応じて「小便野郎!」「やりやがったな」「XX野郎メ」などと字幕があった。



決して見ていて楽しいとか、スカッとする映画ではない。
憎悪に満ちた、おどろおどろしい、バイオレンスも多い映画で、万人に勧められる映画ではないといえそうだ。ミステリーという意味では、「ミレニアム」シリーズの”ドラゴン・タトゥーの女”のような雰囲気かもしれない。ドロドロした映画も大丈夫という人にはお勧め。

☆☆☆


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