スティーヴン・ソダーバーグ監督による「エージェント・マロリー」(原題: Haywire、2012)を見た。世界を股にかけるスゴ腕・女スパイの活躍を描いたスパイ・アクション映画。ジーナ・カラーノという女優は初めて見たが、整ったルックスで、一見するとキャサリン・ゼタ・ジョーンズのよう。
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スペイン、バルセロナ。
民間軍事企業の経営者ケネス(ユアン・マクレガー)は、米国政府の実力者コブレンツ(マイケル・ダグラス)とスペイン政府関係者のロドリゴ(アントニオ・バンデラス)から、凄腕の女性スパイ、マロリー(ジーナ・カラーノ)を指名した人質救出作戦の依頼を受ける。
サンディエゴの自宅に戻ったマロリーの前に、再びケネスが現れ、英国諜報機関MI-6から請け負った新たな任務を指示。
2人の間には、かつて恋人同士だった過去があった。
だが、この任務に不信を抱いたマロリーが周辺を探索すると、バルセロナで救出したジャンの死体を発見。しかも、その手には彼女が身に着けていたブローチが握られていた。
さらに、ホテルに戻った彼女を、突如ポールが襲撃してくる。
何とかポールを倒したマロリーが彼の携帯を確認すると、そこにはケネスからの着信履歴が・・・。
ダブリンからニューヨークに渡ったマロリーは、ケネスから事情を聞き出そうとして訪れたダイナーでアーロンと格闘になり、居合わせたスコットの車で逃走。
途中、武装集団の襲撃を振り切ったマロリーは、自分が話したことを警察に伝えるようスコットに告げ、姿を消す。焦ったケネスは、マロリーが現れることを予想して、ニューメキシコに暮らす彼女の父親ジョン・ケイン(ビル・パクストン)の自宅を訪れる。
一方、マロリーもケネスとの直接対決を決意していた。
なぜ彼は自分を陥れたのか?すべての決着をつける最後の戦いが始まろうとしていた・・・(MovieWlaker)。
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過去の回想シーンなどがモノクロ画面で何度も映し出されるなど、やや展開がわかりにくかった。登場人物の相関関係もやや複雑で、誰が敵か味方か理解しにくかった。アクションシーンをスタントなしで、こなしたというジーナ・カラーノという主演女優は、動きが素早く、屋根を走ったり、アクションが見ものだった。「チャーリーズ・エンジェル」を彷彿とさせるアクションだった。
スティーヴン・ソダーバーグ監督で、マイケル・ダグラス、ユアン・マクレガー、アントニオ・バンデラスと言った大物俳優を使っているが、内容的には、B級のスパイ・アクション映画か。「MI-6」が出てきたり、guchさん好みの映画ではあるだろうが・・・。
★★
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