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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ:「ようこそ、わが家へ」(池井戸潤原作)第4話。</span>

4月期ドラマは、全体的に不調のようだが、だんだん面白くなってきたのは、やはり池井戸潤原作の「ようこそ、わが家へ」。

昨日は第4話。池井戸潤(「半沢直樹」「花咲舞が黙ってない」ほか)のドラマなので、平凡なホームドラマであるはずがないと思ったがいよいよ佳境に入ってきた。

毎回、見せ場があって、面白い。とくに竹中直人の憎たらしさは天下一品!
一方、これをぎゃふんと言わせる女子派遣社員は、まさに”花咲舞”(笑)。

何者かが一家4人家族の家を監視していて、嫌がらせをしてくるが、何が目的なのかわからない不安が家族を覆う。ストーカー行為の犯人には一家の住人の在宅状況がすべてわかっていた! 

第4話では、家の中に盗聴器が仕掛けられていたことがわかった!
盗聴器が2箇所に設置されていたが、盗聴器は取り外さなかった。
犯人に、盗聴器を発見したことを知らせないためだ。盗聴器の音声を受信することができるのは、半径およそ200メートル圏内。犯人は必ずまた家の近くに来て、盗聴するに違いない。そこで、家の付近を監視できる監視カメラを設置することにした。

そして、パソコンで、監視カメラをチェックしていると、ついに「あっと驚く人物の姿が・・・」というところで「つづく」。



    「アラ探しばっかりしている倉田さんよ。どう始末する?」「申し訳ありませんでした。」

この映画の面白さは、家族の話と、一家の柱・父親の会社「ナカノ電子部品」の話が同時に進行しているところ。銀行員で、派遣でメーカーに総務部長として勤務している倉田太一(寺尾聡)は、真瀬営業部長(竹中直人)が長年の取引先と不正取引をしていたことを突き止め、会議の席上で指摘するが、3度も営業部長の事前の根回しで、丸め込まれてしまい、逆に追い込まれてしまう。ところが、今回ばかりは、派遣のベテラン女子社員・西島(山口紗弥加)との協力で、その脅迫されていた派遣社員本人を救うことができた。

ドラマの面白みに欠けるタイトルと、主演の相葉雅紀のひ弱さで魅力に欠けると思われたドラマだが、実はかなりサスペンスタッチになってきて、面白くなってきた。

出演者では、派遣女子社員の西島役で、夜はキャバクラ嬢・シルビアの顔を持つ山口紗弥加が、なかなかいい。母親が入院しているとかで、その費用のために派遣の仕事だけでは追いつかず、キャバクラで仕事をしていた。

会社内では、倉田と組んで、真瀬の不正を暴こうとしているが、なんと、キャバクラに客として真瀬がやってきて、自分を指名してきたのだ。ナカノ電子部品では、派遣社員でも、アルバイトは禁じられていたので、真瀬から脅かされる。クビになりたくなければ、倉田総務部長の掴んでいる情報を教えるように脅迫してきたのだ。


                 「よろしく頼むね、シ・ル・ビ・ア ちゃん!」

会議で、倉田部長が、真瀬の不正疑惑の証拠を持って、会議で指摘すると、真瀬は、「西島社員が、そういう事実はない、という証拠を持っている」と値回していていて、西島が、倉田への連絡漏れであったと謝罪するのだった。

ただ、今回ばかりは、倉田の方が、さらに上手だったが・・・。

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ジャーナリスト志望のタウン誌の編集者に沢尻エリカ、倉田太一(寺尾聡)の妻に南果歩、主人公の倉田健太に相葉雅紀。そして、いまや「あまちゃん」出身の3人娘の中では、最もノリに乗っている有村架純が主人公の妹・七菜で女子アナを目指す大学生役で出演。映画「ビリギャル」(5月1日公開)の主演も絶好調だ。

今期ドラマでは、最後まで見逃せないドラマだ。


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