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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★第3次コーヒーブームなんだとか。

 
ちょっとコーヒーでも(飲みましょう)」と、いつからコーヒーが定着したのか。
たかがコーヒー、されどコーヒー。小さい頃よく聞いた歌に「コーヒー・ルンバ」という曲があった。1960年代初め頃に西田佐知子(関口宏の奥さん)が「昔アラブの偉いお坊さんが  恋を忘れた哀れな男に~♪」と歌っていた。
 
その当時は”琥珀色(こはくいろ)した飲み物”だったようだ。
小学生には、全く意味がわからなかった(笑)。こちら(↓)。
 
 
今朝テレビを見ていたら、いま日本では、コーヒーは第3次ブームを迎えているという。
 
少し古いデータだが、全日本コーヒー協会2011年のデータによると、日本はコーヒー豆の消費量で見ると、世界第4位とのこと。
 
1位アメリカ(2,204.4万袋)、
2位ブラジル(1,957.3万袋)、
3位ドイツ(946万袋)
4位日本(701.5万袋)
5位フランス(596.2万袋)
6位イタリア(568.9万袋)
 
これを見ると、コーヒー大国はアメリカと、コーヒーとえばブラジルという昔からのイメージ通りの結果だ。フランスのカフェオレを超えているニッポン。イギリスは、ティーの国なのか(笑)。
 
■第1次コーヒーブーム・・・1980年代後半で、ファッション誌で特集が組まれるなどおしゃれなカフェがブームになった。主に味の薄いアメリカンが中心。
 
■第2次コーヒーブーム・・・1990年代終わりから2000年代頭で、アメリカから「スターバックス」を始めとしたシアトル系カフェが上陸し、カフェはオシャレな若者が集まる空間とされた。この頃から味の濃いエスプレッソをベースにしたラテやカプチーノが普及した。「タリーズ」などもこの流れ。
 
■第3次コーヒーブーム・・・2013年以降で、マクドナルドの「プレミアムコーヒー」から始まり、日経MJヒット商品番付横綱にもなった、コンビニの挽きたてドリップコーヒーなどによるボリュームゾーンでの品質向上。
 
かに1980年代は、日本でも、ちょっと気取って、”アメリカン”と注文するのが流行っていた。ただ薄味というだけだと思うのだが、喫茶店でもコーヒーという代わりに、アメリカンという響きのほうがかっこよかった(笑)。おバカタレントなどは「(頭が)アメリカンとかピーマン」(中身が空っぽ)とか言わなかったか。

 

第3次コーヒー・ブームを反映して、例えば本格的なコーヒー店として、2014年4月5日に南青山の通称骨董通りにオープンした「クチュームカフェ(Coutume Cafe)=写真)」は、「パリで一番美味しいコーヒーが飲めるカフェ」ということだ。
 
日本人はプレミアムという言葉に弱いのか、なんでもプレミアムと頭につければいいというものではないと思うが。プレミアム・コーヒー、プレミアム・ビール、プレミアム・ガソリン(ハイオク)、プレミアム会員、プレミアム・グッズ(商品)、プレミアムアウトレットはいいとしても、プレミアム牛めし・・って(笑)。
 
 
「これまでの旨さから別次元の旨さへ」というのだが。値段だけプレミアムで、味は変わらないのでは(笑)。映画の2次元から3次元(立体)なら違いがわかるが・・・。
 
プレミアムという言葉は、「おまけ」といった意味もあるが「高級な」という形容詞で使われることが多い。ほかと差別化しているという、自尊心をくすぐる狙いがあるようだ。Yahoo!プレミアム会員の特典とか、テレビのチャンネルで「NHK BSプレミアム」チャンネル(有料チャンネル)なんていうのもある。


いつもは”普通のビール”を飲んでいるが、たまに有名なロック歌手のCMのような”プレミアム・モルツ”が飲めれば、プレミアム感を味わうことができる。
 
よくみると「ザ・」がついている。このビールは、正座(ザ)して飲みなさいよということかもしれない。
 
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