きのう展示会を覗いていたら、新しい言葉が、業界では当たり前のように(説明なしで)目に飛び込んできた。「IoT」という言葉。この十数年で、例えば「IT」という言葉は定着しただろう。
日常会話でも、「どちらにお勤め?」には、「IT系の企業に勤めています」・・・など。
IT=Information Technology(情報技術)だが、これとて、そのうちに「死語」になるだろう。
2000年以降は、情報通信も含めて「ICT」という言葉が、ITとほぼ同じ意味で使われてきた。特にアジア(台湾など)では、ITというよりもICTと言ったほうが通りがいい。(ユビキタス、なんていう言葉もあったが広まらず消えたようだ。ビッグ・データという言葉も出ているがどうもしっくりこない。)
さて、「IoT」とは、「モノのインターネット」(Internet of Things)だというのだが・・・。
IoTという言葉自体は1999年に提唱されていたが、ここに来て、モノがインターネットとつながってきたので、「IoT」は近年のスマートフォンの爆発的普及とビックデータ活用の波に乗って、世界中で大きな注目を集めているということのようだ。
今後さらにデジタル化された映像、音楽、音声、写真、文字情報をインターネットを介して伝達されるシーンが今後ますます増えてくる。
サンドラ・ブロック主演の「ザ・インターネット」という映画は1995年の公開で、インターネット時代の到来を先取りしたようで新鮮味があったが、今では陳腐化したタイトルだ。
4年前の映画「ソーシャル・ネットワーク」(2010)はFacebook誕生を描いた映画だが、もう手あかがつくほどだ。
ものづくりも、これまでは工場で大量生産の時代が続いたが、個人でも3Dプリンターを使って、特注品、サンプル品などのものづくりができる時代へと突入しているようだ。騒がれすぎではという感もあるが、個人的には関心がある。
Googleの会長は「第五の権力」という本で、2025年には世界の80億人が、オンラインでつながると語っている。ほんの10年先のことだが、どうなるか。
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