fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

ドラマ「危険なカンケイ」(2013)

 
ドラマ・タイトルが「危険なカンケイ」とあっては、どんな危険があるのか見ないわけにはいかない。深田恭子主演の携帯向け(BeeTV)のラブ×サスペンスドラマだ。
11月中旬からレンタルが開始された。劇場公開はない。
 
このドラマの中には、映画ファンをにんまりとさせるセリフがさまざまちりばめてある。ジェームス・ボンドではだれが好きという会話。
 
主人公の派遣社員OLにちょっかいを出してきた令嬢と結婚を控えた会社の上司は「ピアース・ブロスナン」というと、OLは「断然、コネリー!」。
 
一方、素性のわからない途中入社社員の男は、OLから「ダニエル・クレイグでしょ」と言われると、意外にも「ショーン・コネリーしかいない」ときっぱりと言い、OLとは意見があうのだが・・・。
 
結婚式を前にした令嬢は、中途入社社員に「卒業」のダスティン・ホフマンみたいに私を式場から連れ去って・・・と言ったりする。
 
とにかく、危険なにおいがするカンケイが描かれていく。
最後は、どんでん返しがこのドラマにも・・・。
 
・・・
「神島商事」で働く地味で目立たないOLの楓(かえで)((深田恭子)。
そんな彼女の前に現れたのは、中途入社してきた謎多きエリート社員・修司(福士誠治)。多くの独身女子社員が羨望の眼差しを向ける中、楓は修司に違和感を感じる。
そんな折、修司の上司であり、「あおば銀行」頭取の息子でもある松永(吉沢悠)と「神島商事」社長令嬢・有紗(香椎由宇)の婚約披露パーティーが盛大に開かれる。
 
しかし、この婚約は政略結婚で、大企業同士のある思惑が隠されていた・・・。
そんな中、そこにいるはずのないドレス姿の楓がパーティー会場に現れる。
“地味で目立たないOL”は楓の仮の姿、正体はある秘密を探る女スパイ。
そして、そんな楓を目で追う修司。
彼もまた、正体を隠して「神島商事」に潜入していた・・・
様々な感情や思惑が交差する中、二人の運命が静かに動き出す(BeeTVドラマ紹介より)。
 
・・・
ドラマは、組織に潜入するという点では「インファナル・アフェア」のようでもあるし、”公安”と犯罪者との対決という点では、スパイ映画のようでもある。
 
一見平凡な派遣OLかと思えば、その素顔が意外だったという驚きもある。
「ウソは大嫌い」というのだが、エンディングの「ウソ」というセリフはよかった。
 二転三転のストーリーで、DVDをパソコンで見るにはちょうどいいドラマだ。
 劇場だったら、金返せかも。
 
 ★★
 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:クリックお願いします♪。