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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「私の奴隷になりなさい」(2012)</span>

テレビで最近引っ張りだこの壇蜜(だん・みつ)。
 
こんな映画も見るの?といわれそうだが、話題作は一応見ておく主義。
 
ただ、もう結構という映画だった(笑)。
 

映画「私の奴隷になりなさい」は、タイトルから想像すると、女王様がでてきて、男を足元にかしづかせるような印象だが、まったく違って、この「私」は先生と呼ばれて、ほぼ毎日バーで飲んでいる中年男で、ひとりで飲みに来た女性を10日以内で、思う通りに「調教」してしまうと豪語する謎の男のことだ。
 
この男を演じている板尾創路(いたお・いつじ)という俳優は、映画では「愛のむきだし」くらいで、ほとんど見たことがなかったが、「私の~」では、存在感がある。
 

一方、壇蜜演じる香奈は、普通のOLなのだが、
どこかなまめかしいムードを漂わせ、若い社員の「僕」(真山明大)は、香奈に心を奪われてしまう。
 
彼女をものにしようとアプローチを仕掛けていくが、香奈はまったく僕を相手にしようとしない。一度呼び出されて、酒を飲むが、「いつもそんな調子で、ナンパしているのか。今度そんなそぶりを見せたら、相応のことで対応するから」ときつく告げるのだった・・・。
 
ところが、そんなある日、彼女から「今夜、○○○○しましょう」と思いも寄らない誘いを受けて・・・。それ以降、体だけの関係を続けていた彼らだったが、僕は香奈の自宅で怪しげなビデオを見つけてしまう。
 
恐る恐る再生してみると、そこにはとんでもない秘密が収められていた。すべて、「先生」が仕組んだもので、香奈は言われたとおりに実行していただけだった。僕との映像もすべておさめられていた。
 
・・・
角川映画の作品だが、かつての日活ロマンポルノを彷彿とさせるような映画で、
壇蜜の妖しい雰囲気、板尾の演技だけが見どころだった。
 
★ (見ている人は少ないと思うが、見るまでのことはなく・・・笑)
 
 
 
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