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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ「福家警部補の挨拶」</span>


 
1月期ドラマ(1月~3月)は、スポンサー8社すべてが番組提供を取り消した「明日、ママがいない」が、世間をにぎわしているが、これはというような面白い番組がない。そんな中でも、コロンボ刑事と言われるドラマ「福家(ふくいえ)警部補の挨拶」は2回放送されて見た。今日が第3回目。
 
宝塚出身で、「金麦」のCMで”となりのお姉さん”の雰囲気で人気のある壇れいが初めて変わり種の刑事に取り組むというので期待してみたが・・・。1話完結なので、途中からでも見られる。
 
原作者が「刑事コロンボ」の大ファンということで、「刑事コロンボ」へのオマージュ作品とも言われている。主人公の福家(壇れい)は、ふちなしのメガネに、マフラーを3重くらいにぐるぐると首に巻き、服装はあか抜けない。バッグを持ち歩いているが、事件の現場についても、警察手帳を出すまでに時間がかかる。整理が苦手のようだ。
 
犯人が最初にわかってしまうドラマ構成で、福家がどのように完全犯罪をもくろんだ犯人を崩していくか、が焦点。目利きがあり、意外な小さいことも見逃さない。
 
本来、担当は放火などだが、上司である石松警部(稲垣吾郎)からは、殺人事件などにはかかわるなと言われているが、福家は独自に調査してしまう。そのため、石松からは目障りとさえ思われている。報告書を出させるだけというのが実態だが。石松警部は、職責は「主任」だが、福家が主任と呼ぶと、いちいち「警部」と言いなおす。石松自身が上昇志向が強いのか、「主任」の響きが低い地位に見られると嫌っているのだ。
 
福家は、同僚の二岡柄本時生)をうまく使って、疑問を解いていく。
二岡を演じる柄本時生が、福家の頼み事は、いやいやながらも断れないでいるところも面白い。時々ご馳走したりしているからだ。
 
今日は「第3話」。
 
 

・・・
2009年に一度NHKでドラマ化されており、当時は福家役は、永作博美だった。二岡役が小泉孝太郎。感想などを見ると、福家は永作がよかったという声がある。
 
壇れいも一見、とろい格好だが、メガネから相手を窺がう視線は鋭いものがある。案外クールで、いい。
 
 
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