fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ: 「福家警部補の挨拶」(第9話)</span>


 
”女コロンボ刑事版”ともいえるドラマ「福家警部補の挨拶」は、1話完結のはずだったが、前回の第7話と第8話は、2話連続だった。
 
今夜は第9話。あと2話(10&11話)で終了予定のようだ。
毎回感じることだが、福家警部補(壇れい)の上司である石松警部(稲垣吾郎)は、福家をなぜ極端に目の敵にしているのだろう。
 
常に現場などに現れないように排除する傾向があるが、最終的には、福家によって、殺人事件が解決している。毎回福家が「お手柄」のはずなのに、前回はついに石松がキレて大声で怒鳴ってしまった。
 
ただ、その理由の一端が、今回の第9話の最後で現れつつあることが分かった。
石松警部はたたき上げのノン・キャリアと言われる人物で、警部と言っても役職は係長。
 
石松警部の今回のセリフ。
「福家君の過去を調べさせてもらった。(エリートの)キャリアの道をながい間歩んできたのに、二年前に、なぜ現在の捜査一課を希望してきたのか」と問い詰めるのだ。捜査一課の石松警部は、その上の管理職(本部長)への報告などは、その意向通りの報告をしている。状況などから事故死として報告しようとするところに、福家が、横やりを入れ、事故でなく「殺人」事件だと言うことで独自に捜査することなどが気に入らないのだ。組織としては、できるだけマスコミに騒がれるなど、表沙汰にすることのないように事件を解決したいという思惑がある。
 
福家の過去のいきさつが次回以降に語られることになりそうだ。
第9話では、聖南総合病院救命センターの備品置き場で事件が起きる。
ある晩、同病院に配属されたばかりの眼科医、木原幸信(林遣都)が外科部長森本和弘(長谷川公彦)を殺害。
 
直後に看護師の丸山陽子(室井滋)が現れ、木原は逃走できなくなる。
さらに少し時間をおいて荒川勉(きたろう)が黒い大きなかばんを持って入って来る。陽子は、荒川が最近、院内で多発する盗難事件の犯人だと疑い、もみ合いになるが、その拍子に物陰の森山の死体を発見。
 
そこに福家警部補(檀れい)も入ってくる。福家は遺体に驚きながらも、木原たちに現場を保持するべく動かないよう指示を出す。しかし、刑事であることを証明するものを福家は持っていなかった。
 
同僚の見舞いに来て手洗いに出た後迷いこんでしまった福家は警察手帳も持たず、いつも通りの刑事らしくないいでたちのため誰も刑事だと信じてくれない。
 
結局、唯一携帯電話を持つ木原が警察に通報するが(実際には通報したふりをしているだけだが)、(当然)警察はいっこうに現れない。
 
福家は3人に質問を重ねて現場の推理を始めるが、他の3人は刑事であるとは信じていないため、妄想の激しい人間と扱われてしまう。
 
・・・
このドラマ、初回は14%の視聴率でまずまずだったが、現在は8-9%前後で推移。
今一つ、人気ドラマとはなっていないようだ。壇れいは、外見が警部補らしく見えず、
モノの整理が苦手のようだが、独自の捜査のカンは鋭く、最終的に逃れられない証拠を突きつけ、殺人犯を追い詰める。
 
あとの2回で、福家警部補の過去が明らかになることを期待。
 
 
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:クリックお願いします♪。