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<span itemprop="headline">映画「96時間/レクイエム」(2014)</span>


 
96時間/レクイエム」(2014)を見た。
 
家族のために単独で悪に挑んでいく元CIA捜査官の最強の父親・ブライアン・ミルズの活躍を描く、リーアム・ニーソン主演のアクションの第3弾。最終章という宣伝がなされていたので、シリーズは終了だろう。
 
原題はTaken(誘拐)であり、「Taken 2」「Taken 3」が、最初の放題に「96時間」(作中で語られていた「誘拐事件の被害者が無事でいられると考えられる猶予期間」から)と付けられたが、続編も「96時間/リベンジ」最新作も「96時間/レクイエム」と、関係のなくなっている”96時間”という言葉を残している。最初のタイトルの失敗か。
 
・・・
何者かに元妻を殺され、残された娘を守るために巨悪に挑んでいく男の姿を、ガン&カーアクション満載で映し出す。監督&脚本は前作同様、オリヴィエ・メガトンリュック・ベッソンのコンビが務める。
 
「96時間/レクイエム」も、ブライアン・ミルズが超人的なアクションと不死鳥のような強さを見せる。
 

 
ブライアン自身が妻殺しの容疑で警察に追われながら、真犯人を追う話だが、犯人は、意外な人物だった。二度も家族の危機を救った、元CIA工作員のブライアン・ミルズ。娘のキムがいつの間にか大人になっていることに少し寂しさを覚えるブライアン。
 
イスタンブールでの事件で命を救った元妻レノーアとの仲が再び親密なものになろうとしていた。ところがある日、ブライアンが部屋に戻ると、そこで無残にも殺害されたレノーアを発見する。
 
状況が把握できないブライアンの元に、何者かの通報によって警官隊が駆けつけ、ブライアンを元妻殺害の容疑で逮捕しようとする。しかし、ブライアンは警官を一瞬のうちに倒し、その場から逃亡してみせるのだった。

 
レノーアの仇を討つため真犯人を探すことにしたブライアンは、元同僚の手助けを借りながら独自に捜査を開始する。そして、犯人が次に標的にしているのは娘のキムではないかと睨んだブライアンは、キムを守るために三度立ち上がる決意をする。
 

 
切れ者のロサンゼルス市警察のフランク・ドッツラー警部を演じるフォレスト・ウィテカーが、味わい深い演技を見せている。レノーアを殺害した容疑でブライアンを追跡するが、一方で事件の真犯人は別にいるという疑惑を持つようになる。
 
ブライアンの身柄を確保するため、部下にキムを見張るよう指示する。
考えごとをする際、チェスの駒や輪ゴムをいじる癖がある。
 
殺害現場に、ブライアンがコンビニから買ってきたとみられる”ベーグル”が紙袋に入って残されていたが、何事も見逃さないドッツラー警部は一口食べてみる。
 

同僚刑事に「おいしい」と一言。
このことは後で効いてくる。
GPS(位置確認システム)、ベーグル、スマホ、盗聴器、コンビニの飲料などの小道具が上手く生かされていた。
 
アクションに次ぐアクションで、素手による闘いや銃撃戦、エレベーターでの攻防、黒のポルシェ、飛行機、ガンなども見所が満載。

 

 
「1」「2」ともDVDだったが、「3」を劇場で見て、大音響とカーアクションなどは劇場に限るとあらためて痛感。
 
このシリーズは、単なるアクション映画にとどまらず、映画としても一級品と言えそうだ。
 
 
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