「西部悪人伝」(Sabata)予告編
気分で二度目の紹介(笑)。
以前、リー・ヴァン・クリーフを中心に紹介した記事はこちら:
「西部悪人伝」は、マカロニ・ウエスタンではクリント・イーストウッドの好敵手だったリー・ヴァン・クリーフが主役の、西部劇版のジェームス・ボンドとも言うべきガンマンの活躍を描いたアクション娯楽映画だった。さまざまな銃が登場するほか、悪役が勢ぞろいする。インディアン、ニヒルなギター弾きなど・・・。
音楽も軽快でリズミカル。
何と言っても、リー・ヴァン・クリーフのガンさばきのカッコよさと、相変わらずの渋さ。
闇に沈む西部の町ドハティに、精悍な顔付に孤独のかげりをみせる男、サバタ(リー・ヴァン・クリーフ)があらわれた。酒場に足をとめた彼が、そこの主人ファーグスン(A・グランドリ)のいかさまを見破っている時、「銀行強盗現わる」の一報が入って来た。
と同時に、サバタの姿が消えていた。翌朝、多くの死体と無傷の金庫をもって、彼は町へ戻ってきた。警備隊長はサバタに賞金を渡し、盗賊団をあくまで追求すると宣言するが・・・(Gooより)。
町の有力者、大牧場主ステンゲル男爵(F・レッセル)、オハラ判事(G・リッツォ)、ファーグスンたちの顔色が青ざめたのを、サバタは見逃さなかった。これらの有力者たちは、グルになっていたので、サバタの登場にあわてたのだった。
ステンゲルは次々と殺し屋を送り、自分たちの悪事の証拠隠滅を計ったが、サバタは何なくその刺客を片づけてしまうのだった。
マカロニ・ウエスタンの流れをくんでいると言えなくもない。
気軽にアクションを楽しむにはうってつけの映画だ。
続編も製作された。
★★