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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1960年代(53)「怒りの荒野」(1967)</span>


マカロニ・ウエスタンの傑作「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」に勝るとも劣らない
のが、当時マカロニで人気絶頂だったジュリアーノ・ジェンマの代表作「怒りの荒野」だった。
ジェンマ作品では、これと「荒野の1ドル銀貨」が双璧かな(笑)。






夕陽のガンマン」では、クリント・イーストウッドの敵役としてリーヴァン・クリーフ
が話題になったが、「怒りの荒野」では、その敵役リーヴァン・クリーフに弟子入りした弟子が、
師匠のやり方に不満を募らせ、やがて対決するという「師弟対決」の面白さだった!

幼い頃から私生児ゆえに、まわりから侮蔑されてきたスコット(ジュリアーノ・ジェンマ)。

町の人たちの罵詈など耐えながらただ黙々と働いていたが、いつか一人前のガンマンと
なって、町の人たちを見かえしてやりたいと願っていたが・・・。

そんなある日、フランク・タルビー(リーヴァン・クリーフ)と名乗る流れ者が町にやって来た。

タルビーの馬の世話をしたスコットが、その駄賃をとりに酒場へ入った時、
スコットを酒場に入れる入れないで、タルビーと町の人たちとの間にいさかいが起り、
決闘となり、腕自慢のパーキンスが挑戦、タルビーに呆気なく倒された・・・。

原因の火種とみられリンチをうけたスコットは、タルビーの弟子入りを望み、タルビーのあとを追い、
訓練を受け、一人前のガンマンに成長していくが・・・。

タルビーのやり方は強引で、その無法ぶりがエスカレート。

これに嫌気がさしはじめたスコットは、やがて、タルビーと対決することになる。

決闘の瞬間、二人の腕が同時に動き、銃声が静寂をやぶった・・・。

倒れたのは、○○○○だった。

60年代後半、”マカロ二・ウエスタン”で一世を風靡したジュリアーノ・ジェンマ

1938年9月2日生まれで、今年70歳。
ベン・ハー」のエキストラで出演。
モンゴメリー・ウッドの英文名でデビューしたが、やがて本名で、
大スターに。

TVで送されたときに吹き替えは「野沢那智」が有名だが、三人の声優が担当していた
野沢那智富山敬、 久富惟晴)。





ジュリアーノ・ジェンマの主な出演作品:

女王フアナ(2001)
仁義なき街(1987)
女たちのテーブル(1986)
クラレッタ・ペタッチの伝説(1984)
ドン・コルレオーネの娘 禁断(1983)
シャドー(1982)
ミラノの恋人(1975) ★
縄張はもらった!(1974)
The Samurai(1974)
くたばれ!カポネ(1973)
ゴールデンボーイ 危機また危機(1973)
ザ・ビッグマン(1972) ★
特攻大戦線(1971) ☆☆☆
荒野の大活劇(1969) ★
欲情の島(1969)
バスタード(1968) ★
さいはての用心棒(1967) ★★
怒りの荒野(1967) ☆☆☆☆
荒野の一つ星(1967) ★★
星空の用心棒(1967) ★★
さいはての用心棒(1967)★★
南から来た用心棒(1966) ★★
続さすらいの一匹狼(1965) ★
続・荒野の1ドル銀貨(1965)☆☆☆
荒野の1ドル銀貨(1965)☆☆☆☆
アンジェリク はだしの女侯爵(1964)
シエラザード(1963)
鉄腕マチステ(1963)
地上最笑の作戦1962) ★
山猫(1962) ☆☆☆
タイタンの逆襲(1962)
ボッカチオ'70(1961) ☆☆☆ (気がつかず)
ベン・ハー(1959) ☆☆☆☆ (どこに出ているかわかりません。笑)
剣闘士の反逆(1958)