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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ホリディ」(2006)2度目の登場(再観賞で)。


The Holiday Movie Trailer (2006)
 

ホリディ」(2006)は、失恋の傷心をいやすために、パソコンのGoogleで「女の一人旅」などを検索していると「ホーム・エクスチェンジ」というのがあり、それを実行、
それぞれ、家を一定期間交換して気分転換を図り、新しい出会いがあるというストーリー。
 
「恋愛小説家」のナンシー・マイヤース監督・脚本の作品。
 

この映画は、キャメロン・ディアスケイト・ウインスレットを見直した映画だった。
どちらも大女優になりつつある女優だが、今ひとつファンになれないところがあった。
 
もっともウインスレットは「タイタニック」の主役の印象くらいで、あまり作品を見てい
なかったが、「ホリディ」では、年齢も重ねて、30代で女優として、魅力が増していた。
 
後に「愛をよむひと」では、なんとアカデミー賞主演女優賞を獲得して、実力を示して、いまは注目、フォローしたい女優の一人となった。
 
キャメロンは「メリーに首ったけ」では、ドタバタ
・ラブコメで印象に残ったが、あとは「チャーリーズ・エンジェル」で、アクション、ナイス・プロポーションで、はまり役だったが、
今ひとつという女優だった。「ホリディ」は、役柄が良かった。
 
「ホリディ」のなかでは、いろいろなセリフや、脇役が見どころだった。
 
とくに、「荒野の七人」で山賊の親玉だった
ーライ・ウオーラックが高齢のハリウッドの脚本家に扮して、昔のハリウッドの実態を話すところなど、実名が出てきて興味深かった。ケイト・ウインスレットが、イギリス・サリー州の出身だというと、「ケーリー・グラントの出身と同じだね」だったり、夕食に誘われ、予定を聞かれると「1978年以来、ヒマだよ」と答えるあたりは、脚本も兼ねているマイヤース女史のお遊びか、おもしろい(笑)。
 

ジュード・ロウといえば、現代のアラン・ドロンのような二枚目、モテ男の代表だが、この映画では、実は、二人の子持ちで、奥さんと死別、携帯が頻繁にかかかっていたのは、キャメロンが考えるような、別の女性からではなく、子供たちからだった(笑)という、まじめ人間に扮していた。
 

ジャック・ブラックは、美男からは程遠いが、優しい男を演じていた。
 
バレンタインデーが近いということで、CSでラブコメ特集を組んでいた作品の一つだった。前に見たのは、飛行機の機内の小さなビデオ。そこで、今回再見。
 
それにしても、ロスのプール付きの豪邸。
ウインスレットでなくても、飛び上がって、喜ぶシーンも納得。
それに引き換え、英国のウインスレットの自宅は、田舎の僻地の質素な家だった。
 
だいぶ以前の記事はこちら:
(こちらは、詳しすぎる記事です!?)
 
イーライ・ウォラックもかつて有名だった脚本家で出演。
  2014年6月に98歳で亡くなった。大往生といえるだろう。
 
☆☆☆