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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「ウオンテッド」(2008)</span>

 

ウオンテッド」(2008)をようやく見た(遅い?!)。
 
最初から最後まで、アクションの連続。
列車の上から、標的を狙ったり、車の上から、逆向きに拳銃を撃ったり、車ごと、列車に突っ込んだりと、”あり得ない”ような展開が続く、新感覚の映画だ。
 
とくに、銃弾の軌道がカーブしたり、弾丸と弾丸が「正面衝突」したり,スローモーションも多用されて、息もつかせぬスリリングな展開が続く。
 
主演の若者を演じるジェームズ・マカヴォイは、最初は気の弱そうな神経質な落ち込み男だったが、やがて肉体改造を実施。その甲斐あって、力強いアクションをみせる。
 
アクションの女王的なポジションにあるアンジェリーナ・ジョリーは、スポーツカーの運転テクニックや、列車の車両の上を走ったり、本領を発揮している。役柄がミステリアスだが、その魅力を大いに発揮している。
 

 
25歳のウェスリー・ギブソンジェームズ・マカヴォイ)は、職場では女性の上司にいびられ、同棲中の恋人は親友に寝取られるという最悪の日々の中、緊張が高まると、不安発作用の薬で早くなる鼓動を抑えていた・・・。
 
組織から130万ドル(1億円以上)の大金が振り込まれていたことを確認すると、自分に対して、パワハラのような態度を取っていた女性ボスに、罵声を浴びせて立ち去るシーンは、ほかの同僚も「よく言ってくれた」と思ったように、スカッとするシーンだった(笑)。
 
暗殺グループのリーダーと思しきスローン(モーガン・フリーマン)によって、組織にのめりこむウェスリーは、騙されているのか、それとも・・・。
 
列車の中の銃撃戦や、脱線シーンなどは手に汗握る展開でハラハラさせた。
二転三転の展開が続くが、アクション映画として見れば、結構楽しめる映画だった。
 
★★(好みの点で、「ソルト」のほうがおもしろかったかなと)